1日から続いている微熱と、軽い胸の痛みが気になります。

30歳・女性の健康相談

4月25日の夕飯にアルコールを500ml飲んだあと、お腹が張るような、鈍痛もあり違和感があったが、しばらく様子を見ていた。しばらくしても違和感が消えなかったため、30日に虫垂炎の手術をしてもらった外科の先生にみてもらった。血液検査、胸部から骨盤までのCTでは異常が見られなかったため、ビオフェルミン錠剤とネキシウムカプセル20をだしてもらい服用することにした。次の日の午後、検温すると37.1だったため、安静にすると夜には36℃台まで下がった。しかし、2日の夜にはまた37.4℃まで上がり、軽い頭痛もあったので安静にして寝ると朝には36℃台に下がった。しかし朝は軟便になっていた。日中は熱があがらないものの、3日の夜には37.2℃にあがった。処方されたネキシウムカプセルの副作用に吐き気や、下痢、熱などと書かれていたこともあり、服用するのをやめて、市販のジギナの薬を飲んだ。コロナウイルスが心配になったこともあり、少し左胸の痛みが気になり、なかなか眠れなかった。咳や鼻水、痰などの症状はいまのところありません。食べたあとに、時々吐き気があります。
長い休日ということもあり、このまま処方された薬を服用していいのか、どこか病院に診て貰えばいいのか、心配になり相談させていただきました。
相談日:2020/05/04

相談者が特に気になっている症状

微熱がある 微熱が続く 吐き気がする・嘔吐する 胸が痛い

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

ビオフェルミン錠剤
ネキシウムカプセル20

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない お薬について分からない
女性・30歳
身長 172cm・体重 61kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、6名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

内科医師からの回答

ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。記載いただいた情報で考える限り、風邪などのウィルス感染症が疑われますが、新型コロナウイルス感染症は発熱、一般の風邪症状や頭痛、下痢、結膜炎、味覚障害、嗅覚障害を呈することもあり、その可能性は否定はできないところながら、現時点では検査も簡単には出来ない状況であり、診断自体が難しいところです。酸素吸入が必要なレベルの呼吸困難といった入院を要する症状がない場合は、現状では治療法も確立しておりませんので、基本的には経過観察しかありません。 ただし、風邪でもコロナウィルス感染症でも漢方(原則、ネットでも買えます)が有効な可能性はありまして、軽症~中等症の時期で肺炎を生じていない前提で、①表証(寒気やほてり、筋肉の痛みなど感覚的にわかる不調)だけの初期の場合:葛根湯+小柴胡湯加桔梗石膏、②表証ははっきりあるが、咳嗽も認めだした場合:葛根湯+小柴胡湯加桔梗石膏+麻杏甘石湯(五虎湯)、③表証はほぼなく、咳嗽が主体になってきた場合:柴朴湯+清肺湯(+麻杏甘石湯)、が候補になろうかと思います。どうあれ、手洗い、マスク着用などをしていただいて周囲にうつさないように生活してください。外出や出勤、登校はやめましょう。もちろん、今後、呼吸困難などがあれば帰国者・濃厚接触者相談窓口に連絡して、受診先の病院をどこにするかなどの指示を仰いでください。 ただし、相談センターも人手が限られておりますので、重症でなければ、お電話も極力、控えてください。また、医療機関を受診される場合も、くれぐれも事前連絡なしに受診することは厳に慎んでください。 一般の風邪であった場合はウィルス感染症であり、上記の漢方を使ってもいいですが、特効薬と呼べるレベルの治療薬はありません(風邪薬も市販のものと病院処方のもおので効果に大差ありませんし、風邪薬を早く飲んだからといって治りが早くなるということも科学的には立証されていません)で、現実的には時間が薬というところです。それでも、一般的な「風邪」で薬物治療をするとすれば、高熱で辛ければ解熱剤、咳が止まらなくて辛ければ咳止め、などの「症状」を抑える対症療法しかありません。十分な栄養と水分補給、静養により自己免疫力を高めて治すのが一番です。 抗生剤も無効ですが、上記のような解熱鎮痛剤などの治療薬(市販もされています)をご希望でしたら、お近くの内科クリニックを受診されてもいいですが、医療機関でコロナウィルスをうつされるリスクもありますので、自宅で安静が無難だと思います。受診されるなら必ず事前で電話をしてから受診ください。なお、抗生剤は使えば使うほど効かなくなります(耐性菌ができてしまいます)。抗生剤は本来、細菌感染症に限って使用すべきものですが、風邪やインフルエンザなどウィルス感染症でも処方されることが少なくありません。抗生剤を濫用すると耐性菌が出来てしまって、肝心な時に薬が効かない状況になりかねません(副作用に見舞われる可能性もあります)。あるいは、細菌感染症であっても効果の乏しい抗生剤を悪気なく、処方してしまう医師や、根拠なく必要以上に多くの菌に効く(叩く必要のない菌まで叩いてしまう)抗生剤(ニューキノロン系の抗生剤など)を処方する医師もいます。いずれの場合も、やはり、耐性菌を生むことになってしまいます。耐性菌は家庭内を含めて、ヒトからヒトに伝播するので、社会的な問題にもなっております。特に、抵抗力の弱い、子供さんやお年寄りには由々しき問題です。そういった方で耐性菌による感染症が生じてしまうと、菌を叩く抗生剤が無いという状況にもなりかねません。 安易に抗生剤を処方する医師への受診は避けることをお勧めします。

推奨診療科と医療機関タイプ

感染症内科

可能性のある病気

反芻

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: https://www.google.co.jp/amp/s/medley.life/news/57884c070b7ea01e008b9ef0.amp/

2件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状はとしては風邪などの感冒をきっかけとした胃腸炎だと思います。
症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあるのではないでしょうか。
相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。
おそらくは濃厚接触者にコロナウイルス感染の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状が続けば現在の処方薬をご使用になっても良いと思います。
また相談者様が医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は高い発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 消化器内科

可能性のある病気

胃腸炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

自宅で安静にしていましょう

消化器内科(胃腸内科)医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科

はじめまして。
直接には感染した方との関りはありませんね?
数日前からの発熱症状とのことですが、37.5°C以上の発熱が4日ほど続いたり、強い倦怠感などがあれば、渡航歴が無くとも国内での感染拡大も進んでいますから、現時点でもコロナ感染の懸念がないとは言えないですね。 また、飲酒を機に発症した食道炎に続いての自律神経失調症とコロナ疲れによるストレスでの症状の悪化の可能性も否定はできません。その辺りは、正直なところ検査をしてみないと誰にも分からないと思います。 ただ、ご相談の症状から思い当たるのは、コロナウィルス感染症よりはウィルス性の感冒がやや強く生じているのかもしれません。 もちろん、診察のできないネット相談で断言はできませんし、気だるさが続いています症状は気になる症状なので、念のために医療機関を受診して診て頂いた方が良いかと思います。ただ、休日診療における発熱患者は基本全て同じ診察室です。コロナ感染者がいるかもしれませんね。それも踏まえてお近くの休日診療所に連絡してみましょう。

コロナウイルス感染症の経過には,
1. 感染から約 5 日間(1?14 日間)の潜伏期を経て,
2. 感冒様症状(発熱,咳,喀痰,咽頭痛,鼻汁等),倦怠感等が出現し,
3. 一部の患者では嘔吐,下痢などの消化器症状を呈することもあり,
4. それら症状が比較的?く,約 7 日間持続するという特徴があります。コロナウィルス感染は、若い方は多くの方が軽症です。
現状では自宅療養が無難でしょう。

お近くの休日夜間診療所や当番医を探しましょう。お住まいの市区町村医師会のホームページに記載があると思います。
お大事にどうぞ。早く良くなりますように。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 消化器内科

可能性のある病気

逆流性食道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:小児科, 外科, 放射線科

微熱の原因は、細菌やウィルス感染(主に胃腸)かネキシウムの副作用(稀ですが)であると考えられます。左胸の痛みは胸郭性のものが考えられます。呼吸器由来の胸の痛みは、肺炎、急性気管支炎、胸膜炎、自然気胸、肺塞栓症などでみられますが、咳込みや呼吸苦が伴うことが多いです。ここはやはり胃腸炎の可能性が高いでしょう。
症状の経過からは、ご自宅で様子をみられてよいと思います。
ただし、新型コロナウィルス感染症の可能性は0%とは言えません。
これからの症状の変化には気を付けて下さい。ビオフェルミンは内服して構いません。ネキシウムは胃酸を抑えるお薬ですので、胃の不調かげんによって、判断してください。胃部症状には効果的です。吐き気にも内服して良いと思います。先ほども記載しましたが、発熱は感染性胃腸炎の可能性が高く、ネキシウムの副作用の可能性は低いと考えます。
通常の経過では、これから便通が緩くなる、下痢になるなどの症状が出て、数日で治まるでしょう。微熱も同様に改善してくる筈です。
これらの経過から外れる場合は、新型コロナウィルスの可能性なども含めて再考が必要となります。
外科の先生やお近くの内科などに電話でご相談下さい。
お大事にしてください。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

急性胃腸炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

5件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

微熱があるも、採血と胸腹部骨盤ctで問題がなかったとのことでまずは安心してよいと思います。内科的な熱源がどうしても見つからない場合は心因性発熱といってストレスから発熱がおこることもあるためこの場合は心療内科か精神科を受診して適切な診断と処方を受けることで改善が期待できるかと思います。心因性発熱の場合はアセトアミノフェンやロキソニンなど一般的な解熱鎮痛薬で解熱しない特徴があります。現時点でご自身で可能な対処としては、一般的なことになりますが十分な休息、睡眠をとり、ストレスを避けたりうまく発散させる、水分摂取とバランスの良い食事をとるなどが挙げられます。新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があること」が挙げられます。頂いたエピソードからはこれらには現時点では当てはまらないと考えます。そのためコロナの心配についていましばらくは安心して慎重に経過観察でよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

微熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

6件目の回答

自宅で安静にしていましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:腎臓内科, 消化器内科(胃腸内科)

御記載の内容からは、消化管嗜好性ウィルス感染症が最も疑われます。所謂腹風邪(感冒性胃腸炎)と云われるものです。現在の内服で経過を観ても良いと思います。連休明けにも症状が続いていたら、内科を受診して下さい。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

感冒性胃腸炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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