長文失礼いたします。

10年ほど前、クラシックバレエのレッスン中に左膝蓋骨を脱臼し、整形外科で整復していただきました。整復前に撮ったレントゲンをみると膝蓋骨が完全に外側に外れていて、僅かながら骨折も伴っていました。医師の方によれば、内側側副靱帯が断裂しているが固定していれば自然と治るとのことで、手術は行いませんでした。また、元々外れやすい膝である上、骨の欠片が関節に挟まる可能性もあるから気をつけてと言われました。それから暫くは何事もなく、無事に過ごしていました。

しかし今から半年ほど前、就寝中に同じ部位を亜脱臼しました。受傷4,5時間後には膝蓋骨が元の位置に戻り痛みが消えたため、病院には行きませんでした。痛みが残ることもなく問題ないと考えていたのですが、それから2週間後、再び就寝中に亜脱臼しました。同じく4,5時間後に膝蓋骨が元の位置に戻ったのですが、痛みは続きました。流石にまずいと思い、最寄りのクリニックで受診したところ、「内側側副靱帯が伸びきっていて手術が必要だ」と言われました。しかし、手術が可能な整形外科で改めて受診したところ、「筋力不足による亜脱臼なので、手術の必要はなくリハビリで十分だ」と診断されました。1ヶ月程リハビリを行いましたが、リハビリ後には毎回痛みがあり、膝が外れそうな不安感もあまり拭えませんでした。また、元々私の膝は反張膝だったのですが、現在はまっすぐに伸ばしただけでも、違和感や少しの痛みを感じるようになってしまいました。いまだに外れそうな恐怖感はあり、就寝時には脱臼予防のサポーターをしています。

私はまたバレエを踊れるくらいには膝を治したいと思っています。リハビリで十分なのか、それとも手術が必要なのか、アドバイスを頂きたいです。

医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
 通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
 なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。