微熱が続き、息を吸ったときの胸のかすかな痛みが気になります。

44歳・女性の健康相談

一週間ほど36.2~38.0の間を行ったり来たりする微熱が続いています。
最初は微熱によるだるさや頭痛もあったのですが、現在はそれもなく微熱に身体が慣れたような感じがあります。咳、鼻水はありません。痰が少しあるけど一日に一度意識する程度のごく軽いものです。
それよりも、左の胸内側に息を吸ったときに鈍い痛みがあり気になっています。
熱が出てから5日目に内科で胸部X線、尿検査、血液検査、インフルエンザ検査、肺炎球菌検査をしてもらいました。血液検査は結果待ちですが、それ以外はすべて異常なしか陰性でした。
私自身の憶測ではすでにコロナにかかっており、軽症なのではと思うのですが、自治体の保健所に問い合わせてもまだCPR検査を受ける要件に満たなくて自宅療養を言い渡されつつ、不安に過ごしています。
相談日:2020/04/17

相談者が特に気になっている症状

胸が痛い

相談者が感じているその他の症状

微熱がある 微熱が続く 新型コロナウイルス(新型肺炎)

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

セカンドオピニオン
女性・44歳
身長 168cm・体重 56kg
相談時の体温:38℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点では感冒をきっかけに上気道炎と気管支炎が発症し長引いているものと考えます。
発熱もあったようですが、既に精密検査で肺炎がなかったようですので、感染は疑わしいとはいえ、今しばらくはご自宅用で十分な栄養と睡眠をおとりになるのが良いでしょう。
もちろん酷い咳や呼吸困難症状が出現すれば肺炎の可能性がでてきますので、直ぐに医療機関への受診が必要です。

相談者様が心配な気持ちもよく分かりますが、今すぐに医療機関に受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。これを避けるためにも、できれば自宅療養頂くことをお勧めいたします。

もちろん現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省のwebをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。
どうしても医療機関を受診しなければならない場合は手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 感染症内科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

ご相談ありがとうございます。いわれるように症状からは、新型コロナウイルスの感染を疑う必要があるとおもいます。ただ相談センターが現時点での検査の必要性を否定されたのであれば、安静の上様子をみるしかないとおもいます。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし
この相談と関連する他の症状

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