若干の息苦しさ、胸のつまる感覚。微熱継続。
29歳・男性の健康相談
4/6-4/10 在宅勤務。症状なし。食材などの必要最低限の買い物のみ外出。外出時は必ずマスク着用。 4/11 胸が詰まるような、咳払いをしたいような感覚、ただし咳は出ない。両腕の上腕付近に筋肉痛。発熱なし。 4/12 起床後気分が優れず食欲もなし、検温、37.1℃。平熱36.5度前後のため微熱傾向と判断、バファリン服用し安静状態で休息。午後に若干気分が回復。当日は再度バファリン服用、就寝前37.0℃。咳の症状は無いが前日からの詰まるような感覚はある。 4/13 起床時検温結果36.8℃。前日のような悪心は無いが大事をとり終日休暇。食欲普通、以降の体温上昇なく、薬を服用せず休息。 4/14-4/20 在宅勤務。毎日始業時と就業時に検温、36.8℃前後が継続し最高37.0℃まであがること続く、熱っぽい感覚あり。胸がつまる感覚は解消せず、ときどき痰の絡まない乾いた咳をする。 【心配していること】 単身生活。これまでの経過で体温が37.5℃を超えた日はありません。すなわち体温の絶対値は一般にいう発熱レベルではないものの、微熱状態が継続しており、また若干息苦しいような胸がつまるような感覚がある。食欲は4/12以外は平常通り、便通や味覚にも異常が無いが、念の為検査をしてもらいたい考え。ただ現在の状況から通院自体もリスクと思われ、さらに高熱になった場合または息苦しさの悪化がない限りは自宅療養でよいでしょうか。アドバイスいただけると幸いです。
相談者が特に気になっている症状
呼吸が苦しいこの相談者が異常を感じている部位
この相談の目的
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で疑われる病名は風邪などの感冒に伴う呼吸コン安閑が持続している状態だと思います。 相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としてはやはり十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、お仕事はこのまま在宅勤務を継続し、出勤は5月6日まで避けるべきです。 相談者様が心配なさるように現在は医療機関に受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。 もちろん相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科
現時点では濃厚接触がなくても多くが感染経路不明で、特徴的な症状がないために、完全に文面やエピソードからは新型コロナウイルス感染症を否定はできません。新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があること」が挙げられます。現時点ではこれにあてはまりませんが、気胸の既往をお持ちなのでその再発を否定しておく意味でも一度呼吸器内科へはかかったほうがよいかと思います。確定診断のためのPCR法による血液検査についても個々の医療機関のなかで調べられるものでもなく、特定の機関へ送っての検査になるようなのでキャパシティーの限られた現時点ではどなたでも簡便に検査をすることが困難な状況かと思いますが、施設によってはPCRほどの正確性はないものの、短時間である程度の正確性をもって感染の有無を判定できる簡易キットがあるところもあります。またコロナの心配で受診する場合は都道府県ごとに受診する窓口がきまっていまして、「帰国者・接触者外来」がありますので「帰国者・接触者相談センター」にまず電話で問い合わせのうえ受診するようにして下さい。
推奨診療科と医療機関タイプ
呼吸器内科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
自宅で安静にしていましょう
耳鼻いんこう科医師からの回答
確かに今の状態ではコロナの検査適応ではないので、検査してくれないと考えられます。もう少し自宅で様子をみて37.5度以上の熱が出るなど改善しない様であれば、保健所に連絡して医療機関を紹介してもらう方がいいと考えられます。
推奨診療科と医療機関タイプ
感染症内科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
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