弾むもの、揺れるものが怖い。

26歳・女性の健康相談

小学1年生くらいの頃(約20年前)から、弾むものや揺れるものだったり、大きな音に恐怖を感じます。例えばボールが弾んでいるのを見ると恐怖で冷や汗が出て胸の奥が苦しくなります。その恐怖心は数分経つと治り、さっきまでの恐怖が嘘のように何とも感じなくなります。また毎回ではなく同じ事でも恐怖に感じない時と恐怖に感じる時とあります。今まで変だなと思いつつも恐怖心はすぐに治まるので生きていくうえで支障はありませんでしたが、ここ1年くらい何が原因か分かりませんが、泣くほど怖いと感じることが増えてきました。落ち着いてみると何が怖かったのか全くわかりません。私は何か病気なのでしょうか?またこれは治すことができるのでしょうか?教えて下さい。
相談日:2019/04/23

この相談者が服用している薬

低用量ピル(ファボワール錠)

この相談の目的

どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない
女性・26歳
身長 168cm・体重 53kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、4名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

おそらく深層意識からの影響による恐怖、不安が意識に影響を与えているのでしょう。

心は、三相構造になっているといわれ、表層から意識、下意識、無意識となっており、意識は現在思い浮かべていること、下意識は思い出そうとすると意識に上がってくること、無意識は努力しても思い出せない記憶の層です。
無意識の領域とは、意識すると辛い思いや葛藤や外傷体験の記憶などが保管されているとされる心の領域で、本人にとって「真に辛い思い」は無意識に隠されているともいわれ、それを抑圧といいます。

で、抑圧すれば影響がないかというと、そうもゆかずブロックをすり抜けて意識に影響を与えることがあります。
おそらく、弾むものやゆれるもの、そして大きな音に絡む、恐怖体験が幼児期にあり、それが無意識の領域にしっかりと抑圧されているのでしょう。
それが、関連の刺激で、抑圧をすり抜けて、恐怖や不安の感覚のみが再現されていると考えられます。
そして、抑圧が再度成立すれば、恐怖は消失します。

カウンセリングでも無意識に働きかけることは可能ですが、できるところは限られます。
不安に強い効果のあるレクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤と、その効果を増強し、深層意識にも作用する、エビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されるとよいかもしれません。

心療内科、精神科にご相談なさるとよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:循環器内科, 心療内科

原因を知りたいということについては、精神的に病的な状態に落ち込んでいるため、弾むものや揺れるもの、大きな音などに恐怖を感じてしまうと思われます。
考えられる病名を知りたいについては、恐怖症、パニック障害です。
処置、対処法を知りたいについては、自分の頑張りや我慢によって改善する可能性は低く、むしろ逆に精神ストレスにより悪化する可能性が高いと思われますので、病院受診が唯一の方法だと思います。
お近くの精神科あるいは心療内科を受診されることを強くお勧めします。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

パニック障害 不安障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答

特定のことに対して恐怖を持つものを「恐怖症」と言います。
たとえば、高所恐怖症、先端恐怖症などを聞いたことがあるでしょう。
また、この1年くらいのことに関しては対象のない不安恐怖感なので「全般性不安障害」かもしれません。
精神科か心療内科を受診なさってみてはいかがでしょうか。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

全般性不安障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 小児科, 心療内科

不安障害の中の対物恐怖症の一種ではないかと思われます。一度心療内科か精神科を受診して相談されては如何でしょうか。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

不安障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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