子供 アレルギー検査の結果について

10歳・子ども(男子)の健康相談

もうすぐ10歳になる男の子です。
花粉症で耳鼻科に通院しています。
その耳鼻科で、view39という39種類同時にできるアレルギー検査をうけました。

すると、6段階評価のうち、植物系はすべて4〜6の最高値で仕方ないと思っていたのですが、
米3 小麦4 ソバ4 大豆3 ナッツ3 ハウスダスト3
魚系2 肉系1 卵、牛乳1 ラテックス3 果物4
など全部に引っかかりました。

現在、米もパンもキューイなどフルーツも普通に食べています。ソバも寿司もナッツも納豆も大好物です。

ただ、花粉症と軽いアトピーはあります。

症状が全くない場合、このアレルギー検査での診察は必要でしょうか。また、これから成長段階で注意すべきことはありますか。

アレルギーについて専門のかたのご回答をお聞きしたいです。よろしくお願いします。
相談日:2019/06/06

この相談者が感じている症状

アレルギー

この相談者が服用している薬

アレロック

この相談の目的

受診の必要性が分からない
子ども(男子)・10歳
身長 136cm・体重 30kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、1名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

皮膚科医師からの回答
その他の標榜診療科:形成外科

10歳の男性ですね。花粉症と軽いアトピー性皮膚炎があって、view39の結果がいくつか陽性だったのですね。植物系の解釈はOKですね。
まずハウスダストの陽性は、おそらくアトピー性皮膚炎や鼻炎への影響が考えられますね。ハウスダストはダニとペアになってアレルギーを起こします。ダニの対策方法は、耳鼻科学会でガイドライン(お掃除の具体的方法)が作られていますので、もし機会あれば、耳鼻科の先生にお聞きくださいね。
問題は食物アレルギーの解釈ですね。米、小麦、ソバ、大豆、ナッツ、魚系、肉系、卵白、牛乳、果物と、ほんと沢山陽性になってますね。でも、実際の生活では、米、パン、フルーツ、お蕎麦、お鮨、ナッツ、納豆も食べれている!ということは、検査の間違い(偽陽性と言います)ですよね。
実は、view39などのアレルギー検査は、病気でないのに陽性、病気なのに陰性、と間違ってしまう確率が(それぞれ偽陽性、偽陰性と言います)多いのです。ですから、普通に食べている食材は検査せずに、すごく怪しい食材を分析・厳選して、必要なもののみ検査を施行することが重要なのです。特に摂取できてるものが陽性とでると、不安ですものね。不要な不安を煽ってしまう。また将来のアレルギーの予想にも使えない事がわかっていますので、やこ様の場合は、現段階では安心してよいかと思います。では、本当の食物アレルギーの人の場合、診断はどうするのでしょう?それは、本当に怪しい食材を2週間以上の除去(食べない)をして、その後、決められた分量で食べていきます(負荷試験)。たいてい病院で入院して行います。
総合的には、皮膚科・アレルギー科・小児科の専門医の先生がこの分野に詳しいですので、お時間あれば受診してくださいね。

推奨診療科と医療機関タイプ

アレルギー科 皮膚科 小児科

可能性のある病気

食物アレルギー

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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