一人でいると寂しさでたまらなくなる

22歳・男性の健康相談

寂しさに苛まれています。
私には心を許した友人や恋人、心配してくれる親がいますが、それでも常に寂しいです。
寂しくていつも誰かに傍にいて欲しいのですが、友人や恋人にはそれぞれの生活があり、常に自分と一緒にいてくれるよう強要することなど不可能で、またこの寂しさを相談することも所謂「重い」人間であると思われて、関係の破綻に直結するのではと思い打ち明けることが出来ません 。
この寂しさが心の病なのか、それともこの程度の寂しさは誰もが抱えているものなのか、またこの寂しさは病院にかかることで改善されうるものなのかアドバイスを頂きたいです。
自分は鬱病なのか?と疑ったこともありますが、私は食欲もあるし夜は眠れるし、趣味の読書への意欲もあります。
私の持つ寂しさに病名はあるのか、私は精神の病に犯されているのか、またはこの程度の寂しさなど誰もが抱えているものだからこそ病名すらつかず、病院にかかることも意味がないものなのかを教えて頂きたいです。
また私は生きるモチベーションを自分の中に持つことが出来ません。母親が私を産んでからの20年間は私を育てることが生きる動機だったと言った時、私は母を軽蔑しました。芸術を創ることや本を読んで知識を蓄え、死ぬまでになんらか真理を見つけることが生きる意味だと思っていたからです。
しかし就職してからというもの、仕事を終えて一人暮らしの家に帰る度に以前からの寂しさと辛さが私を苛み、己自身を養い生きるためだけに何故頑張って働く必要があるのか、死んだ方が辛い思いをしなくてすむ、という考えが頭を支配しています。
恋人と結婚し、子供を授かり、その家族のためならばこの先何十年と辛い仕事をしてまで(辛い仕事ではなく、私は労働自体が嫌いな甘ったれなのです)生きる意味をなんとか見いだせると思います。かつて軽蔑した母の気持ちが今なら分かります。
乱れた文章で申し訳ないのですが、しかし前述した私の抱える寂しさと死んだ方が楽だという考えは、どのような心の病にも当てはまらない、社会で生活する人々が当たり前に持つ単なる悩みなのか、それとも病院にかかることで何らかの病名を見出されるものなのか知りたく思い、このメールを送信します。
相談日:2019/05/31

この相談者が感じている症状

不安が強い

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診の必要性が分からない
男性・22歳
身長 168cm・体重 52kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

依存性パーソナリティ傾向があるようですね。
WHOの診断基準には、依存している人には自らの要求をしたがらない、近しい関係の人から見捨てられることを過度に恐れる、他者からの補償や助言なければ決断をなすことが困難、などの傾向がご記載の随所に当てはまるように思います。

「寂しさ」は、不安と悲観の混在する心理と考えられますから、不安・抑うつ反応をきたしておられるのかもしれません。
基本的なパーソナリティは、治療で一朝一夕に変えることは困難ですが、不安抑うつ反応は対症療法的に系げすることは可能と思われます。

治療の第一選択は、不安に強い効果のあるレクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤です。
その効果を増強し、深層意識にも作用するエビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されると根治の期待もできます。

薬の助けを借りて、独力の乗り越えることを繰り返すと、「なんだ、たいしたことじゃないじゃないか」と感じる体験を積み重ねることで依存性も和らいでくるのでは、と思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

依存性パーソナリティ障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答

抑うつパーソナリティー障害でしょうかねぇ。
臨床心理士によるカウンセリングが有用かもしれません。
心理士が在籍している精神科心療内科、あるいは心理療法室などでご相談なさってみるとよいでしょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

抑うつ性パーソナリティ障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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