特定の場面で声が出ません

21歳・女性の健康相談

大学に入ってから4年間続けているバイトがあるのですが、ここ数ヶ月前からそのバイト中だけ声が出なかったり出づらかったりするようになりました。最近ではバイト中だけでなく、友達や家族と話すときにも影響が出ています。喉の問題なのかストレスなのか分からず、病院も耳鼻咽喉科なのか心療内科なのか判断がつかず相談させていただきました。
相談日:2019/04/17

この相談者が感じている症状

声が枯れる 言葉が出ないことがある

この相談の目的

受診すべき診療科目が分からない 処置、対処法が分からない
女性・21歳
身長 153cm・体重 43kg
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

いわゆる失声症で、ストレス性の障害と考えてよいのでは、と考えます。
なんらかの、ストレスに絡む体験記憶が深層意識に抑圧されており、関連の刺激で意識に影響を与えるとされ、たとえばアナウンサーなど話すことが生活の中で重要な要素となっている方に生じやすいとされます。

心は、三相構造になっているといわれ、表層から意識、下意識、無意識となっており、意識は現在思い浮かべていること、下意識は思い出そうとすると意識に上がってくること、無意識は努力しても思い出せない記憶の層です。
無意識の領域とは、意識すると辛い思いや葛藤や外傷体験の記憶などが保管されているとされる心の領域で、本人にとって「真に辛い思い」は無意識に隠されているともいわれ、それを抑圧といいます。

で、抑圧すれば影響がないかというと、そうもゆかずブロックをすり抜けて意識に影響を与えることがあります。

カウンセリングでも無意識に働きかけることは可能ですが、できるところは限られます。
薬剤療法的には、第一選択薬は、依存・耐性がなく、不安に強い効果のあるレクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤とされています。
それと、その効果を増強し、深層意識にも作用する、エビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されると根治の期待もできます。

心療内科、精神科にご相談なさるとよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

失声症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

脳神経外科医師からの回答

まず耳鼻科で以上のないことを確かめて次に心療内科を受診されてください。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 耳鼻いんこう科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

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