息苦しさがどの程度悪化したら、病院に相談した方がいいのかしりたいです。

42歳・女性の健康相談

質問:
コロナ相談窓口では、軽症者は自宅療養でひどくなったら病院へ相談と言われましたが、どの程度ひどくなったら相談した方がいいのか、お医者さんの意見が知りたい。

これまでの症状:
①2週間前に発熱、37.5°?36.5で上下
②発熱から1週間て平熱に戻るも
 息苦しさと、嗅覚の異常がでる
コロナ相談窓口に連絡の上発症から2週間の自宅療養
③息苦しさが出てから1週間で症状がおさまるも、日曜日から振り返してきた。息苦しさが少し増している。
相談日:2020/04/28

相談者が特に気になっている症状

疲れやすい 呼吸が苦しい

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

ジクアス

この相談の目的

受診の必要性が分からない
女性・42歳
身長 156cm・体重 55kg
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点では感冒をきっかけとした軽度の気管支炎が長引いている状態だと思います。
また緊急事態宣言に伴って皆様の外出自粛が必要となり、閉塞的な日常生活が続くことや、連日のコロナウイルスに関連する報道により精神的ストレスが症状に大きく影響し、自律神経失調症を来していると個人的には考えます。

相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。
今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。呼吸困難の目安ですが、食事や入浴をするときでさえも息切れを感じるときは要注意であり、排泄や着替えるときでさえ疲れてしまう場合には救急車が必要です。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは最近では宿泊所での待機療養が原則になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、未感染である患者さんの感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 感染症内科

可能性のある病気

自律神経失調症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

現時点では濃厚接触がなくても多くが感染経路不明で、特徴的な症状がないために、文面やエピソードからは新型コロナウイルス感染症を完全には否定はできません。新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があること」が挙げられます。頂いたエピソードからは境界あたりにいる印象です。高齢者や免疫が弱くなる基礎疾患をお持ちの方はこれよりも早く受診相談が必要です。確定診断のためのPCR法による血液検査についても個々の医療機関のなかで調べられるものでもなく、特定の機関へ送っての検査になるようなのでキャパシティーの限られた現時点ではどなたでも簡便に検査をすることが困難な状況かと思いますが、施設によってはPCRほどの正確性はないものの、短時間である程度の正確性をもって感染の有無を判定できる簡易キットがあるところもあります。帰国者・接触者相談センターにはといあわせたうえで自宅待機となっているようで、呼吸苦の程度ですが他覚的にどの程度と測る尺度がないため、あくまで目安ですが安静時や、横になっていても呼吸苦があるようなら再度センターへ連絡したほうがよいかと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

呼吸促迫

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

脳神経外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 耳鼻いんこう科

ご自宅にパルスオキシメーターがあれば測定してください。
90%以下であれば呼吸不全が強く疑われます。
酸素の投与が必要となります。

パルスオキシメーターがない場合は症状で判断するしかないでしょう。
呼吸回数が一分間に20回を超える頻呼吸や通常の動作で息切れがする場合は危険と判断してください。

急速に悪化する場合もあるので早目に保健所に相談してください。

お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

肺炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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