発熱、息苦しさ、胸の痛み

44歳・女性の健康相談

5/11月曜日の昼過ぎに必要な物の買い物に行こうと思い、体温を測った所37.5℃の微熱がある事が判明。
息苦しさもあり、もしかして新型コロナウィルスじゃないかと不安になって来ました。
この相談内容を書いてる今現在、深夜ですが息苦しさで寝付けない状態です。
かかりつけ医を受診するか、保健所に相談するか悩んでます。

お酒は、たまに缶チューハイ(350ml~500ml)を1缶飲む程度です。
味覚、嗅覚は今のところ問題ありません。         
相談日:2020/05/12

相談者が特に気になっている症状

寝られない・不眠 呼吸が苦しい 胸が痛い

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

アモキシシリンカプセル250mg
リザベンカプセル100mg 

この相談の目的

受診の必要性が分からない
女性・44歳
身長 160cm・体重 63kg
相談時の体温:38℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:前日

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状は風邪などの感冒だと思います。
呼吸苦を伴う原因としては緊急事態宣言に伴って外出自粛が必要となり、閉塞的な日常生活が続くことや、連日のコロナウイルスに関連する報道により精神的ストレスが影響しているのではないでしょうか?
相談者様は、厚生労働省が設定した新しい受診の目安である「息苦しさ、強いだるさ、高熱などの強い症状のいずれかがある」「高齢者や基礎疾患がある人で、発熱やせきなどの比較的軽い風邪症状がある」「比較的軽い風邪が続く」などの3項目に該当しないようであれば、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。

おそらくは濃厚接触者の方にコロナウイルス感染確定の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くこともひとつの選択肢です。
今後は発熱や呼吸困難の症状が悪化したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。過去のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは最近では宿泊所での待機療養が原則になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、未感染である患者さんの感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。
相談者様の判断で医療機関を利用される場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。
ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 感染症内科

可能性のある病気

感冒

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

自宅で安静にしていましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

新型コロナウィルス感染症については、連日テレビやインターネットニュース、新聞を含めて、さまざまな報道がなされています。また東京都や大阪府、その近郊府県に発令された緊急事態宣言は、先日日本全国にひろがって発令されました。またさらにそれが5月末まで延長されました。外出禁止や休業要請なども多く日常の生活が制限されていることもあり、さぞご心配なこととお察しいたします。いただいた内容の症状からは、新型コロナウィルス感染症を強く疑うものではありません。しかし、新型コロナウィルス感染症には、特徴的な症状があまりなく、急性上気道炎との鑑別は困難とされています。最近は、クリニックや病院を含む多くの医療機関で、新型コロナウィルス感染症に対する院内感染に細心の注意を払っています。そのため、咳や微熱などの症状を含む、急性上気道炎の症状がある患者さんの受診について、とてもナーバスになっている医療機関もあると聞いています。ですので、今回の症状ではまだ発熱が1日ですので、まずは自宅で安静になることをおすすめします。ご心配が強かったり、または症状が悪化したりで医療機関の受診をご希望であれば近隣の内科クリニックがよいでしょう。お目当ての医療機関がありましたら、事前に電話で連絡をいれて、受診について相談しておくとスムーズかと思います。
以下をご参考までにご覧下さい。
新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について(R02.3.22-厚生労働省)
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)(R02.04.08-厚生労働省

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

微熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:呼吸器内科, 消化器内科(胃腸内科), 循環器内科

症状からは急性気管支炎を疑います。高熱、肺炎に伴う咳症状、渡航歴、コロナ患者との接触歴がなければ積極的にコロナ感染を疑うものではありません。ただし、この条件は、PCR検査を行うための関所であり、ここを通過しないと検査にも至りません。最近は、この条件をみたさないコロナ感染が増加していますので見直されているようでもあります。いずれにしても症状があるのであれば自宅療養をお勧めしますが、心配であれば内科に相談してみてはいかがでしょうか。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

急性気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

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