自分がどういう状態なのかが知りたい

22歳・女性の健康相談

小さい頃から気分の浮き沈みがあったのが3年ほど前から顕著に出るようになった。
特に夏と冬。
症状は、食欲がなくなる(水は飲める)、夜眠れない、突然泣いてしまう、頭痛、胃痛
朝目覚めてすぐに憂鬱になってしまう
症状がではじめた頃は学生で、一人暮らしだったがお風呂に入るのが億劫になる、個人的には好きだった洗濯物や食器洗いができなくて後回しにしてしまう
元々苦手だった掃除が一層できなくなる
布団から動けない。テレビや携帯から情報を受け取れない
食べた物を全て吐いてしまう。意図的に大量に食べたりする。(その後ほとんど吐き出す)
胃痛で動けなくなる、激しい頭痛の後数分気絶?している。
不正出血が一ヶ月ほど続く
死ぬことばかり考える

社会人になって実家に戻ってきてからは少し落ち着いたものの、最近は動悸がひどい。休日はしんどくて家からでられない。
人の視線が気になってしまったり、再び食欲がなくなってしまう。
大人数の空間に長時間いられない
悲観的な考えばかりしてしまう。
不正出血する。
頼れる人や相談できる人がいなくて、助けを求めたくても全てにおいてもうどうしていいのか分からない。
今この考えや行動は甘えなのだろう、自分なんかより辛い人がいる、と考えて毎日を過ごしている
相談日:2019/06/29

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない
女性・22歳
身長 177cm・体重 67kg
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

気分の変動があり、もっぱら悲観的な思いを伴った不安・焦燥が続いておられるようですね…
あるいは、あまり爽快気分を伴う多動状態は激しくはないようですが、強い抑うつ症状を伴うことから双極性障害2型の可能性が否定できないのでは…と考えられます。

これは、躁状態がかるいハイテンション程度で目立たず、単極性のうつにしか見えない病態ですが、実態は双極性障害というものです。
基本的には、抗うつ剤は使用されず、感情安定化薬による加療が求められますが、現状のような、不安焦燥をともなううつ状態に対しては、非定型抗精神病薬のクエチアピンが第一選択とされます。

アリピプラゾール、ラミクタールなどの感情安定化作用のある薬剤と非定型抗精神病薬のクエチアピンの併用が効果的と考えられます。

それと、過食・嘔吐ですが…
過食・嘔吐が単独で生ずることはほとんどなく、厳しいダイエットが先行していることが多いのですが、いかがですか。
ダイエットをする中で、過食してしまうとその快感は強烈で、それを体が覚えていて、その快感を求めて体が要求してくるといわれます。
その構造は、薬物依存に似ているとも言われます。
また、過食後はひどい自責感と抑うつに襲われます。

ですから、基本的に薬による治療は無効の場合がほとんどです。
過食の衝動を抑えるには、物理的に障害を設けて過食の間隔をできるだけ長くしてゆくことです。
間隔が長くなればなるほど過食の衝動は小さくなるのですが、つまずくと元にもどってしまいます、これも薬物依存と同じです。

ご家族の協力を得て、身の回りに食べ物をおかないことです。
3度の食事も余りを出さないようにして、調理しなければ食べられないものも含めて、あまったものは、もったいないですが処分されると良いと思います。

心療内科、精神科に相談されるとよいでしょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:循環器内科, 心療内科

原因を知りたいについては、精神状態が病的状態に落ち込んでいることにあり、あなたの考えや行動は決して甘えから来ているのではありません。
考えられる病名を知りたいについては、うつ病およびうつ病に伴う身体表現性障害である可能性が極めて高いと思われます。
処置や対処法を知りたいについては、自分自身の頑張りや我慢によって改善する可能性は極めて低く、むしろ逆に精神ストレスにより悪化する可能性が高いと思われますので、改善のためには病院受診が唯一の方法だと思われます。
現在認めている諸症状が今後も持続する、あるいは悪化する可能性が高く、日常生活や社会生活に大きな困難を伴うでしょうし、死ぬことばかり考えているということが実際に自殺企図にまで発展してしまう危険性もあるため、病院受診の必要性を知りたいについては、極めて高いと思われます。
精神科専門医によるカウンセリングならびに薬物治療が必要と思われますので、お近くの精神科あるいは心療内科を受診されることを強くお勧めします。
尚、人生における重大な決断事項に対して、今慌てて決断することは避けて下さい。精神状態が改善してから、つまり正しく判断できる精神状態になってからに先延ばしして下さい。精神科あるいは心療内科を受診することだけは、決断をして下さい。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

うつ病 身体表現性障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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