咳はそれ程でないですが、肺の付け根?に違和感あり
35歳・男性の健康相談
2月24日くらいから倦怠感があり26日に微熱、悪寒あり安静にし28日には平熱に戻り悪寒もなくなり少し頭痛と肺辺りに違和感があり呼吸をするとたまにボコボコっと異音がするようになりました。安静に今までしてきましたが、とても疲れやすくなり肺の違和感と何時間おきに来る頭痛は治らず、28日から痰も出るのですが最初の1週間くらいは濃ゆい緑色で最近の痰は無色で少し粘りが強い感じです。 新型コロナではない、普通の肺炎だったら大変と思い病院に行った方がいいのか?それとも自然治癒でいけるのかな?と思い相談させて頂きました。宜しくお願いします。
この相談者が異常を感じている部位
この相談者が服用している薬
無しです。
この相談の目的
最寄りの医療機関を受診しましょう
神経内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科
慢性気管支炎かもしれませんね。 風邪がなかなか治りにくく、くすぶってしまうことも良くあります。 たばこを吸っている人などは良くある症状ですが、喫煙歴はないようですし少なくともその点は否定的です。その他にたばこの副流煙の影響もあるかもしれませんし、大気中の煤煙だったり、ハウスダストなども原因となることもあります。 気管支喘息のようなアレルギー性の機序もあるかもしれません。 このような場合、ある程度長い期間(月単位・年単位)、去痰薬を内服してみるのも良いと思います。去痰薬くらいであれば特に副作用の心配もありません。気道の過敏性がうたがわれる場合は、吸入のステロイド薬や気管支拡張薬なども併用することがあります。 また耳鼻科を受診して異常がないと言われているので違うと思いますが、慢性の副鼻腔炎(蓄膿のことです)も後鼻漏により慢性の喀痰や咳の原因となることもありますので、例えば鼻がつまり気味だったり、匂いが感じにくいなどの症状があれば副鼻腔炎の可能性が出てきます。 症状も続いているようですし、一度近所の内科もしくは呼吸器内科を受診すると良いですよ。胸部レントゲン検査や肺機能検査、喀痰培養検査など必要ですし、必要に応じて胸部CT検査などの画像検査も必要になるかもしれません。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
泌尿器科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 腎臓内科, 糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科
咳は、ほこり、煙、ウィルス、などの異物から、 肺、気管、気管支などを守るための防御反応の一つです。 咳が続いている期間が三週間以内ですので、 風邪、気管支喘息、急性肺炎、細気管支炎、副鼻腔炎、 アレルギー性鼻炎、胸膜炎などの可能性が考えられます。 痰がでるとのことですので、違うかと思われますが、痰が出ない空咳なのでしたら、気胸や過敏性肺炎の可能性もあります。 喘息の炎症は夜間や早朝に悪化しやすいです。 やはり、早めに 呼吸器内科か、耳鼻咽喉科の専門医にきちんと診てもらわれたほうがいいかと思います。 場合によっては、レントゲンなどの画像診断が必要になってくるかと思います。 今出来る事としては、部屋を加湿し、マスクをし、喉を乾燥させないようにし、 水分補給も十分に行い、安静に保つ事ですので 無理をしないで休養なさってください。 あと、期間がまだ三週間以内との事でしたら、 受診まで、市販の咳止め薬を使ってみるのもいいかと思います。 今後、症状が続くようでしたら、過去にあるいは現在までタバコを吸ってきた方であれば慢性閉塞性肺疾患、 喘息、慢性副鼻腔炎、気管支拡張症、通年性アレルギー性鼻炎、結核、非結核性抗酸菌症などの慢性感染症、肺がん などの可能性も考えられます。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
自宅で安静にしていましょう
内科医師からの回答
ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。記載いただいた情報で考える限り、ウィルス性気管支炎が疑われます。痰の経過からするとこのまま自然治癒するのではないでしょうか? 昨今、抗生剤の不適切な使用が問題視されております。抗生剤は使えば使うほど効かなくなります(抗生剤の効きにくい耐性菌が出来てしまいますので、極力、温存すべきです)。本来は細菌感染症に限って使用すべきものですが、風邪などウィルス感染症でも処方されることが少なくありません。抗生剤を濫用すると耐性菌が出来てしまって、肝心な時に薬が効かない状況になりかねません。あるいは、細菌感染症であっても効果の乏しい抗生剤を処方してしまう医師もいます。この場合も、やはり、耐性菌を生むことになってしまいます。耐性菌は家庭内を含めて、ヒトからヒトに伝播するので、社会的な問題にもなっております。特に、抵抗力の弱い、子供さんやお年寄りには由々しき問題です。そういった方で耐性菌による感染症が生じてしまうと、菌を叩く抗生剤が無いという状況にもなりかねません。 適正に抗生剤を使用できる医師を選ぶことが大切です。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
この相談と関連する他の症状
病院なびで医療機関を探す
医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。