締め付けられるような頭痛と胃の痛み

51歳・女性の健康相談

頭は、締め付けられる感じです。耳は、ずっとキーっとなっているような音がしています。胃は、痛いというよりも重い感じですが差し込む感じになる事もあります。屈み込むほどではありません。
毎日下痢です。生理前で出にくい時以外ずっと下痢です。
右側の背中も痛いです。痛みは、こちらの方が強いです。

会社での人間関係にも悩んでるので、原因がそこにあるのかもしれませんが、眠れない事があり、ウトウトすると自分の寝言で目がさめることもあります。
相談日:2019/06/20

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診の必要性が分からない 受診すべき診療科目が分からない どんな病気なのか分からない
女性・51歳
身長 160cm・体重 52kg
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

多岐にわたる症状は、ストレスあるいは深層意識に内在した葛藤などが自律神経を介してもたらしている心身の反応かもしれません。

だれでもストレスや緊張があると、自律神経を介して心臓や呼吸に影響を与えてドキドキして呼吸も速くなりますが、その反応が、さまざまな臓器に生ずることがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経のことで、ヒトの臓器は脳も含めて、すべてこの神経系のバランスの元に作動しています。
ですから、不安からあらゆる身体症状、精神症状が再現されることがあります。

薬によらない、軽減法としては…

症状を感じたら、眼球を軽く圧迫して、静かに呼吸して、吸気と呼気を一つひとつ、ゆっくりと確認しながら、それに意識を向けてみてください。
ただ、深呼吸にはならないよう気をつけてください、逆効果です。
眼球の奥の、自律神経の安らぎの神経系である副交感神経節が刺激されて、気持ちが落ち着き、症状も軽減するかもしれません。

ただ、安定した効果を得るためには薬剤療法が必要かもしれません。
第一選択薬は、依存・耐性がなく、不安に強い効果のあるレクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤とされています。
それと、その効果を増強し、深層意識にも作用する、エビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されると根治の期待もできます。

心療内科、精神科にご相談なさるとよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答

ご相談、ありがとうございます。過労・過緊張で、ストレスで悪化する身体疾患である「心身症」が悪化して、難聴(耳鼻咽喉科)、ストレス性胃潰瘍・機能性胃腸障害(消化器内科)が動揺したり、「身体不安症状」(動悸・胸痛・呼吸困難感・過呼吸・胃腸症状・熱感・冷感・頻尿・しびれ・ふるえ・失神・めまい感・頭痛など)を伴う、「うつ状態」(2週以上ほとんど毎日、抑うつ・興味や関心の低下・不眠・不安・食欲低下・罪責感・自殺念慮などがある状態)を来たしつつある疑いがあります。まずは、全てに必要な心身の安静を保ちつつ、緊急性の観点より、耳鼻咽喉科(難聴は後遺症化の恐れあり。頭痛の鑑別に必要なら、神経内科等へ紹介を受けてください。)、消化器内科(機能性なら緊急性はありませんが、胃潰瘍は危険です。背部通が内臓由来でないなら、整形外科等へ紹介を受けてください。)、心療内科(予約受診で可)の順に、診察を受けてください。複数科受診予定の場合は、総合病院か、クリニックモールが有利です。

推奨診療科と医療機関タイプ

消化器内科 心療内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

不安緊張状態

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答

お辛いこととお察しいたします。
確かにストレスによる症状の可能性がありますが、それは最終的な判断になります。
頭痛に関しては緊張性頭痛と考えられますので、市販の痛み止めを飲んでもよくならなければ神経内科を受診なさってみて下さい。
胃痛と下痢と背部痛に関しては消化器内科を受診してみるとよいでしょう。
どれも明らかな原因がなければ、ストレス性として精神科か心療内科を受診なさるとよいでしょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

消化器内科 精神科 神経内科

可能性のある病気

胃痛 下痢症 緊張型頭痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
 通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
 なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。