唇と舌に関する相談です。上下の唇の内側の粘膜に白い斑点のような膜ができ、剥けて赤くなり痛みを感じます。舌の先も痺...

20歳・女性の健康相談

唇と舌に関する相談です。上下の唇の内側の粘膜に白い斑点のような膜ができ、剥けて赤くなり痛みを感じます。舌の先も痺れるような痛みがあります。
相談日:2018/09/09

この相談者が感じている症状

唇の荒れ・痛み・腫れ 舌が痛い

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない
女性・20歳
身長 148cm・体重 41kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、1名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

循環器内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科

白板症: 口腔粘膜、頬粘膜や舌、歯肉にみられる白い病変で、比較的頻度も高く、とくに舌にできたものは悪性化する可能性が高いため、前がん病変の代表的なものとされています。びらん(粘膜の浅い欠損)をともなうこともありこの場合が当たると痛かったり食べ物がしみたりします。喫煙やアルコールによる刺激、義歯などによる慢性の機械的刺激、ビタミンAやBの不足、さらに加齢や体質なども関係するといわれています。治療はビタミンAを投与したり、禁煙により治癒することもあります。しこりや潰瘍をともなうものは初期がんが疑われるため、必ず組織をとって検査する必要があります(生検)。白い部分が厚いもの、隆起したもの、びらんや潰瘍を伴うものは悪性化(がん化)する可能性が高いので、切除します。長年かかって悪性化する場合もあり、長期にわたる経過観察が必要です。
他にヘルペス性口内炎も考えられます。治療は抗ウイルス薬、必要に応じて消炎鎮痛薬や二次感染の予防として抗菌薬の投与を行ないます。局所的にはうがい薬やトローチで口腔内を清潔に保ちます。

推奨診療科と医療機関タイプ

歯科口腔外科

可能性のある病気

口腔白板症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし
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