先月の26 日に急に39.8度の発熱と寒気で内科を受診しました。インフルエンザ、アデノウィルス、溶連菌の検査をしましたがいずれも陰性。熱は２日間続きましたが３日目には平熱に下がりました。しかし、だんだんと喉の痛みが出てきて、もともと扁桃腺肥大なのですが、さらに腫れ、唾液も飲み込むのが辛いです。息を吸うとむせるような咳が出て、呼吸がしにくくなります。鼻水は緑色のものが出ます。５日目には左目が充血し、しみるような痛みもあります。内科でもらった薬は飲み切ってしまったので、市販の鎮痛剤を飲んでいます。もう一度受診したほうがいいでしょうか。新型コロナの可能性はありますか？

相談者が特に気になっている症状

相談者が感じているその他の症状

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

市販の鎮痛剤

この相談の目的

高い熱が出ており喉の痛みもあるということでも辛いことで心配ですね。
扁桃の腫大を認めてるということですけれども、急性扁桃炎とコロナウイルス感染症をはじめとする 急性上気道炎で大きく違うところは、せきや 痰などの症状 を伴うかどうかというところです。
コロナウィルス感染症は喉の痛みや咳や痰などの症状が出ると言われております。通常の風邪でもやはりそう言った症状が出ますし、インフルエンザでもやはり咳や痰は出ると思います。
ただし急性扁桃炎の場合には、高熱と喉の痛みはひどいですけれども咳が出ないというところが特徴であります。咳がほとんど出ないのに喉の痛みがひどくて熱が辛いという状況では、急性扁桃炎の可能性があります。
一番大きな違いは、通常の急性上気道炎やインフルエンザ感染症、コロナウイルス感染症はウイルス感染症であり、インフルエンザは抗ウイルス薬がありますけれども、急性上気道炎や 新型コロナウイルス感染症では、特に効果のある薬剤が認められていないというところが 大きなポイントです。
一方、急性扁桃炎はほぼ細菌感染症ですので、抗生物質がよく効きます。よって急性扁桃炎であるかどうかというところを第一に考える必要があると思います。これは耳鼻咽喉科で喉を見ていただければ大体予測がつきますので その後の痛みが辛い場合には耳鼻咽喉科を受診されて喉の確認をしていただくことをお勧めします。

推奨診療科と医療機関タイプ

可能性のある病気

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

発熱は1回きりなので、現在の喉の痛みは扁桃腺肥大
によるものと考えられます。できれば、再診すべきですが、
家庭でできることはできるかぎり首回りを温めることです。
タオルでもマフラーでもいいですが、首回りを巻き、温かい
飲み物を何度も飲みましょう。そうすれば、発汗して血行が
よくなるので、すっきりすると思います。

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ご心配の事と思います。いただいたご相談内容ですですが、緑色の鼻水が出ているとのことで、細菌感染で急性扁桃炎に副鼻腔炎を合併した可能性が考えられます。ＣＴ検査のできる病院の耳鼻咽喉科を受診してください。抗生剤の投与が必要です。お大事になさってください。

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