お尻の真菌皮膚感染症を10年ほどこじらせています。

19歳・女性の健康相談

お尻の症状に関しては、もう10年ほど前からです。
ずっと原因が分からずただの湿疹、かぶれなどと判断されステロイドを使った塗り薬を処方されていました。
それがだいぶ強めの薬だったため、塗っている間は見た目は良くなるのですが薬が切れた途端さらにひどく痒みを感じ、ますます症状は酷くなり、「もしかしたら何かの病気なのではないか」「一生この強い薬を途切れる事なく使い続けなければいけないのか」と不安になり、セカンドオピニオンをするべく他の病院に行きました。
今まで診てもらってきたお医者さんは皆、目で見て確認するだけできちんと検査をしてくれたことがありませんでしたがその方は剥がれた皮膚の皮で検査をして下さいました。その結果、病名は言われなかったものの「水虫のような菌が体内にいる。ステロイドを使うと菌に逆効果を及ぼしてしまう」と言われ、テルビナフィンという抗真菌薬を処方されました。ステロイドを何年間も使ってきた私にはかなり大きなショックでした。
塗り薬は処方してもらえず、飲み薬だけだったので痒みはひどくなり、長い目で見れば今の治療の方が良いのは勿論理解していますがステロイドを塗っていた頃の方がかゆみもすぐに収まってボロボロの皮膚も表面だけは綺麗になってきていたので、痒みは治らずまたボロボロの皮膚に戻ってしまっている今がとても辛いです。
また、確かこの飲み薬を飲み始めてからですが、首の赤みや腕、お腹、膝裏の湿疹が酷いです。
前からアトピーっぽい体質ではあるのですが、ここまでひどくなったのはここ最近です。 
また、かゆみ止めとして処方されたフルメタクリームは、調べたところステロイド薬だったのでとても驚きました。お医者さんからの説明はありませんでした。やっと病気を当ててくれたと信頼していたのに、これは矛盾すぎないかと一気に絶望しました。
小さい頃からの事なので色素沈着もひどく、もうきっと一生綺麗なお尻になる事は難しいんだろうなと思いますが、少しでも良くなるなら諦めず治療に専念したいです。何卒アドバイスをお願い致します。
相談日:2019/06/04

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

テルビナフィン

この相談の目的

受診すべき診療科目が分からない セカンドオピニオン 処置、対処法が分からない 原因が分からない 大きな病院にいくべきなのか分からない 医療機関を探している
女性・19歳
身長 158cm・体重 53kg
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

整形外科医師からの回答
その他の標榜診療科:リウマチ科, リハビリテーション科

お尻の皮膚症状が真菌症(おそらくは白癬:水虫)であることは間違いないようですから、
テルビナフィンの内服で根気よく治療するという治療方針で問題はないと思われますが、
お話しぶりからすると、その内服薬(抗真菌薬)の内服により、
湿疹が増悪したとのことですので、「抗真菌薬による薬疹(アレルギー性皮膚炎)」も併発してしまったのではないかと推察いたします。
そうすると、そのアレルギー性の皮膚炎に対しては、陰部は白癬が原因ですから塗布は禁忌ですが
それ以外の「首の赤みや腕、お腹、膝裏の湿疹が酷い」・・・という部分には、ステロイド軟こうを塗るというので問題はないと思います。
ご不安なのは、矛盾する治療と説明不足なのだと思いますが、
陰部の皮膚炎と、それ以外の皮膚炎は原因や発症機序が異なるので矛盾ではありません。

ただ、陰部の方への「抗真菌外用剤」を使用してもいいとは思います。
苔癬化といって皮膚が肥厚し硬くなってきているのであれば、保湿のクリームも有効です。
かゆみ止めには非ステロイド性の外用剤もあり、かゆみを抑えるにはそれも有効です。

まずは、これまでかかわった皮膚科での治療継続はやめて、第3の皮膚科を探し、これまでの経過を話して、
陰部には抗真菌外用剤を
それ以外の湿疹に対しては、必要に応じてステロイド等の外用剤を処方してもらい
抗真菌剤の内服は、アレルギーの原因となっている可能性もあるので中止すべきかどうか判断してもらってください。
(中止かどうかは本来処方した医師に判断してもらうのが理想ではありますが・・・。)
根気よく治療されることをお勧めいたします。
ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

皮膚科 形成外科

可能性のある病気

殿部白癬 肛囲白癬

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:腎臓内科, 消化器内科(胃腸内科)

アトピー性皮膚炎と皮膚真菌症の合併ではないかと思います。充分な保湿剤、ステロイドの外用、抗真菌剤の外用を根気よくお続け下さい。皮膚科医師と充分ご相談下さい。

推奨診療科と医療機関タイプ

皮膚科

可能性のある病気

アトピー性皮膚炎 皮膚真菌症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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