喉の痛み、コロナとの関連
39歳・女性の健康相談
普段なら風邪で済むような症状なのですが、コロナの感染が心配です。 風邪症状のある人との接触はありません。 今後、どのように過ごしていればいいですか? 以前にもらった薬、カルボシステイン、ソランタール、フロモックスを服用して経過をみています。
相談日:2020/05/05
bookmarks同じ悩みを感じたことがある0
この相談者が異常を感じている部位
この相談の目的
どんな病気なのか分からない
女性・39歳
身長 158cm・体重 60kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:当日
この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で考えられる病状はとしては風邪などの感冒をきっかけに発症した咽頭炎などの上気道炎だと思います。 症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあるのではないでしょうか。 相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。 おそらくは濃厚接触者にコロナウイルス感染の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば相談内容にあった手持ちのお薬や市販薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。 相談者様が感染していない場合、医療機関を受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は高い発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。 現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
thumb_up参考になった0
可能性のある病気
感冒
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
2件目の回答
自宅で安静にしていましょう
放射線科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, リハビリテーション科
確率的には普通の風邪の可能性が高いです。 しかし、残念ながら、現在のところ、初期の症状で新型コロナウィルス感染症と区別することは困難です。 通常は風邪薬を服用して、安静と休養を十分に取り、様子を見てよいと思います。 フロモックスは不要ですが、服用し始めてしまったようですので、耐性菌を増やさないためにも、数日分を飲み切ってください。 万一の新型コロナウィルス感染症の可能性を考えて、ロキソニンなどのNSAIDと呼ばれる薬は服用しないほうが良いとされています。 普通の風邪であれば、数日でよくなってくるでしょう。 万一、発熱、倦怠感、息苦しさなどの症状が悪化してくるようでしたら、まず相談センターに電話で相談してください。
thumb_up参考になった0
推奨診療科と医療機関タイプ
内科可能性のある病気
感冒
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状
病院なびで医療機関を探す
医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。