喘息持ちで重症化しないか心配です。

48歳・女性の健康相談

2日前から息切れがするようになり、昨日から微熱37.4°あります。呼吸も苦しくて大きく息を吸ったりしています。症状としては動悸、息切れ、立ちくらみ、震え、息苦しさ、喉の渇き、微熱です。
去年の冬から今年の初めまで気管支喘息の症状がありました。
かかりつけの呼吸器内科に電話したところ前回に余ったシムビコートという吸入の薬をまず試すよう言われました。それで2日経っても息苦しさが治らなかったら抗生剤を処方するとのことでした。
コロナウィルスじゃないかと気になって寝れません。自宅で亡くなった方も普段なかった息切れから始まったと言う記事を見ました。
私は喘息を持っているため、重症化するのではと心配でたまりません。
シムビコートで2日間、その後抗生剤を飲むなど普通の対処法でいいのでしょうか?手遅れにならないかと心配です。
かかりつけからコロナの相談センターに連絡することも言われていません。
どうしたら良いでしょうか。
お願いします。
相談日:2020/04/25

相談者が特に気になっている症状

動悸がする・息が切れる 呼吸が苦しい

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

シムビコート

この相談の目的

どんな病気なのか分からない 原因が分からない
女性・48歳
身長 158cm・体重 47kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、4名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で疑われる病状として風邪などの感冒をきっかけに気管支炎が長引いているものと考えます。
毎日のコロナウイルス関連の報道や外出自粛による精神的ストレスの影響もかなりあるでしょう。
相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。
症状があれば手持ちの吸入薬だけでなく、市販の総合感冒薬をご使用になっても良いでしょう。但し熱があるようならお仕事は最低2週間は避けるべきです。
また、相談者様が感染していない場合には、医療機関に受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 感染症内科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

現時点では濃厚接触がなくても多くが感染経路不明で、特徴的な症状がないために、完全に文面やエピソードからは新型コロナウイルス感染症を否定はできません。新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があること」が挙げられます。高齢者や免疫が弱くなる基礎疾患をお持ちの方はこれよりも早く受診相談が必要です。喘息をお持ちとのことで一歩早く受診を勧められる可能性はあります。受診までには喘息の吸入薬をしっかりと行い、気管にもともとある炎症を最小化しておくことで新たに感染症をもらうリスクを低くできると思います。「シムビコートで2日間、その後抗生剤を飲むなど普通の対処法でいいのでしょうか?」につきましてこれは適切な対処だと思います。確定診断のためのPCR法による血液検査についても個々の医療機関のなかで調べられるものでもなく、特定の機関へ送っての検査になるようなのでキャパシティーの限られた現時点ではどなたでも簡便に検査をすることが困難な状況かと思いますが、施設によってはPCRほどの正確性はないものの、短時間である程度の正確性をもって感染の有無を判定できる簡易キットがあるところもあります。またコロナの心配で受診する場合は都道府県ごとに受診する窓口がきまっていまして、「帰国者・接触者外来」がありますので「帰国者・接触者相談センター」にまず電話で問い合わせのうえ受診するようにして下さい。頂いたエピソードからは通常の上気道炎としての咽頭炎や扁桃炎、気管支炎、喘息の悪化の可能性も十分にあるので上記相談センターに問い合わせて待機の指示が出たらお近くの呼吸器内科専門医を受診するのもよろしいかと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

コロナウイルス感染症 咽頭炎 気管気管支炎 気管支炎 気管支喘息

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

自宅で安静にしていましょう

脳神経外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 耳鼻いんこう科

新型コロナウイルスを始め多くの急性上気道炎を引き起こすウイルスに関しては特効薬がありません。(インフルエンザウイルスに関しては抗インフルエンザウイルス薬がありますが発症してから48時間以内に投与しないとあまり有効性は望めません)

よって、熱には解熱剤、咽頭痛には鎮痛剤、咳には鎮咳薬、痰には去痰薬といったように対処療法で自然治癒を期待するしかありません。

内服薬は市販薬を購入されても構いませんし、お住まいの地域の保健所に連絡し指示を受けた上で病院を受診し処方されたお薬を内服されても構いません。

また、ご自分がコロナウイルスに感染しているという前提で行動されることが大事と思います。万が一罹患していたことがのちに判明したとしても周囲への感染が防げます。マスク、手洗いなど十分注意し生活してください。

お大事になさってください。


推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

呼吸困難

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

自宅で安静にしていましょう

血液内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科, 呼吸器内科, 消化器内科(胃腸内科)

かかりつけ医の指示が適切です。
指示通りで良いです。
喘息はリスクにはなりますが、方針は変わりません。心配は不要です。

推奨診療科と医療機関タイプ

救急科

可能性のある病気

気管支喘息

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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