呼吸をすると音が鳴り、微熱が2週間継続中

39歳・女性の健康相談

4.15から36.9から37.5の間の微熱が、継続しています
昨夜から乾いた咳が出始めて、今現在は喉が呼吸をすると、息を吸った時にヒューヒューと音がしています
喉が詰まった感じなのは1週間近く前から始まり、咳が出るのは昨夜からです。
継続しているのは胸の痛み、先日までは背中に痛みがあり、頭痛も続いていました。

昨夜は息苦しさで寝辛く、落ち着いてから就寝しました。
現在も乾いた咳と気管の音が気になっています

コロナウイルスを疑うべきなのか分からなくて困っています。
相談日:2020/04/30

相談者が特に気になっている症状

微熱が続く 咳が出る 呼吸時に音がする

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない
女性・39歳
身長 153cm・体重 38kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、4名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状は風邪などの感冒に伴う気管支炎が長引いている状態だと思います。
症状が続く原因として喫煙習慣もありますが、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあると考えます。
相談者様は37.5度以上の発熱はなく、肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。
おそらくは濃厚接触者の方にコロナウイルス感染確定の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 感染症内科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:消化器内科(胃腸内科)

息苦しさがあるようで、ご心配ですね。
新型コロナウイルス感染のご心配についてですが、37.5℃以上の発熱が4日間以上続くことが、新型コロナウイルス感染を疑う目安とされている点で、現状では新型コロナウイルス感染の可能性は、高くはないのではないかと思います。むしろ、息苦しさと喘鳴があるようですから、風邪をきっかけにした気管支喘息の懸念もありそうです。ただ、発熱の目立たない肺炎の方も時にはいますし、確かに現在の国内の流行状況では、新型コロナウイルス感染にかかってしまっているかは、調べてみないと誰にも分からないかも知れません。
基本的に、新型コロナウイルス感染の心配があれば、まずは帰国者・接触者相談センターにお電話で検査の必要性などを、確認いただくことが望ましいと思いますが、早めの呼吸器内科への受診が必要な状態だと思います。まずは、相談センターの指示に従って、適切な医療機関への受診をお考え下さい。
ご存知の通り、新型コロナウイルスには、特効薬はありませんから、食事や睡眠に十分配慮して、しっかり安静を保ち、体調の回復に努めるしかありませんが、他の疾患でもそれは大切なことですから、しっかり養生しましょう。
お大事にどうぞ。早く良くなりますように。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

気管支喘息

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 消化器外科(胃腸外科), こう門外科

この情報だけでは判断しかねますが、急性気管支炎や感冒の可能性が高そうです。熱の状態からは肺炎は考え難いです。文面内容からは、このままもう少し様子を見ても良いでしょう。市販の風邪薬やロキソニンなどの消炎鎮痛薬などで様子を見ても良いです。新型コロナの可能性については、症状があるものからないものまであるので、完全には否定できないのが現状です。また、的確症状(35.7度の発熱が4日以上、インフルエンザなどの他の疾患が否定的、入院が必要な肺炎、咳や呼吸困難などの呼吸器症状、など)があれば、保健所を通して専門外来に受診し、PCR検査をするというのが現状です。それ以外の場合は、疑い例も含めて先ずは近くの医療機関に受診することになっています。受診の必要性は、日常生活に支障が出るかどうかで判断してよいです。改善がなかったり悪化するようでしたら、先ずは近くの内科に受診をお勧めします。また、現在新型コロナの影響でオンライン診察が可能になっているので、受診する前に医療機関に電話で問い合わせても良いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科

可能性のある病気

急性気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科, 皮膚科

症状が出ているのが、約2週間前からで、急激な症状の悪化や、呼吸困難などにはなっていないようなので、新型コロナ感染症での肺炎の可能性は高くはないと思いますが喘息や気管支炎などの呼吸器疾患の可能性が高いので、呼吸器内科で、肺CTの検査などもしていただき、適切な治療をされたほうが良いと思います。
喘息などは、夜間のほうが症状が強く睡眠の障害になりますし、今の呼吸状態が悪い状態での市販薬などは効果がないと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

慢性咳嗽

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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