喉の痛みと咳が1ヶ月続いているのでコロナを危惧

43歳・女性の健康相談

1ヶ月ほど前から咳と喉の痛みが続いている。当初鼻風邪のような状況が続き、最近になりやっと声も出やすくなって良くなってきている感じはあるが右側の喉の痛みと乾燥と共に咳が続いているのが気になっている。

加えてだいぶ以前から声が出にくく意識しないと発声が思うようにいかず困っている。喉の奥に何かが詰まっているよう。この件に関しては過去に耳鼻咽喉科で何度も診て頂いているが、特に気になるものはないと言われるだけで原因追及も出来ずにいる。
相談日:2020/04/09

相談者が特に気になっている症状

喉が痛い 痰が出る・からむ 言葉が出ないことがある

相談者が感じているその他の症状

鼻水が出る 喉が乾く 新型コロナウイルス(新型肺炎)

この相談者が服用している薬

葛根湯

この相談の目的

受診の必要性が分からない 医療機関を探している 0
女性・43歳
身長 160cm・体重 50kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で疑われるのは咽頭炎などの慢性上気道炎を考えます。声が出にくいのは慢性喉頭炎が合併しているのかもしれません。
方針としては、今しばらくの自宅療養として十分な栄養と睡眠をおとりになることをお勧めいたします。発熱等があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いでしょう。
相談者様が心配になる気持ちもよく分かりますが、現在は医療機関に受診されることで逆にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。ですのでこれを避けるためにも、できれば自宅療養頂くことをお勧めいたします。(呼吸苦や痛みがさらに酷くなれば発熱がなくとも即、医療機関へ受診で良いでしょう。)
もちろん現時点での相談者様のコロナウイルス感染の可能性は否定できません。最近のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。こういった場合にはその後の方針は自宅待機が基本になってきます。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省のwebをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。病院には新型コロナウイルス感染症を疑うような、4日以上の発熱の患者さんがたくさん来ておられます、さらに患者さんの対応をし続けている医療スタッフもいます。この中で誰が感染していてもおかしくない状態だと思って頂いた方が良いでしょう。つまり現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。

どうしても医療機関を受診しなければならない場合は手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。
ご参考になれば幸いです

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

慢性上気道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科, 皮膚科

1か月前ぐらいからの症状なのですね。
今の感染状況から、若い方の感染も急増していますので、大変にご心配と思います。
感染された方の潜伏期間の平均は、数日長くても8日程度ですので、ここ数日間、ご自身の症状が急に悪くなる、強い倦怠感が生じる、頭痛が強い、味覚・嗅覚障害などが生じれば、まず近隣の大きな病院の呼吸器科を受診されるとよいと思います。
喉の詰まる感じや、声が出にくい感じは、喉に意識して力が入ってしまうのも影響があるかもしれません。
喉に意識を集中しないように、唾液を意識して喉に送り込むように、環境の加湿をお心がけになって、様子を見られてよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

心配

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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