胸と背中の軽い痛み&一時的な軽い呼吸困難

30歳・男性の健康相談

2週間前から、1日1回ほど呼吸が苦しくなることがあります。咳などはありません。
在宅になる、床に座って長時間仕事をしている、運動量の低下、食事量の増加があります。
原因がわからず、コロナの可能性も考えられるのですがいかがでしょうか?
相談日:2020/05/02

相談者が特に気になっている症状

呼吸が苦しい

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない
男性・30歳
身長 170cm・体重 60kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、4名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状は風邪などの感冒に伴う気管支炎や筋肉痛だと思います。
症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあると考えます。
相談者様は37.5度以上の発熱はなく、肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。
おそらくは濃厚接触者の方にコロナウイルス感染確定の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

 頂いた胸痛、呼吸苦のエピソードからは、消化器なら逆流性食道炎、食道痙攣、呼吸器なら胸膜炎、気胸、気管支炎などを、整形外科なら肋骨骨折、肋間神経痛などを、循環器なら不整脈、心臓神経症、特発性胸痛などを考えます。この中で心臓神経症や特発性胸痛は聞きなれないと思いますので補足しますと、不安が背景にある場合や、特に原因がなくても生じる胸部症状で実際に心臓や胸に病気があるわけではないもののを指します。念のため循環器内科専門医と呼吸器内科専門医を受診して心電図やレントゲンなど一通りの診察をうけて確認しておくことが大切です。心臓・肺に異常が無かった場合は、骨や筋肉や神経からの痛みの鑑別に整形外科専門医への受診をするとよいかと思います。ストレスや緊張が背景にある場合は少量の抗不安薬や、もし動悸があるようなら少量の心拍数を抑えるお薬が有効なことがありますので、上記診療科の診察で問題がなかった場合は心療内科か精神科専門医への受診を考慮するとよいかと思います。新型コロナウイルス感染症の蔓延により、病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。加えて、連休により専門医への受診が難しい場合が多いと思います。この場合は大き目の病院の救急外来を受診して応急的にはなりますが処置や処方を受けることが可能です。受診の際は手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒、2m以上の間隔を他人ととるなどの配慮を徹底して感染予防に配慮されることをお勧めします。
 新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があること」が挙げられます。頂いたエピソードからはこれらには現時点では当てはまらないと考えます。そのためコロナの心配についていましばらくは安心して慎重に経過観察でよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 整形外科 循環器内科

可能性のある病気

胸痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科, 皮膚科

2週間前からですね。
持続する呼吸の苦しい状態ではなく、発熱などもないようですので、新型コロナウイルス感染症の感染の可能性は少ないと思います。
在宅の仕事で、食事量が増えている、運動量はかなり減っているようなので、内臓脂肪の増加、胃腸機能の低下などで、逆流が多くなっている、胃の内容物が、腸管に送り込まれるのが遅く成っているなどで、腹部が膨満傾向があるのかもしれません。
その症状が続く場合には、消化器内科で治療をされるとよいと思います。
また食事内容は、消化の良いものをむしろ少なめに食べて、意識して屋内でも有酸素運動されるとよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

消化器内科

可能性のある病気

逆流性食道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

脳神経外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 耳鼻いんこう科

ご記載の症状のみでは新型コロナウイルス感染症を積極的に疑うことはできません。

全身倦怠感もないようですし、咳や痰、咽頭痛、呼吸困難感といった呼吸器症状や下痢などの消化器症状もないようです。
上記症状がないことを鑑みても積極的に疑うことはできません。

心因性のものかもしれません。

現時点では経過観察でよろしいかと思います。

お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

心配

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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