眠気と息切れ
22歳・女性の健康相談
十分な睡眠をとっているのに気を失うように日中眠くなる。仕事をしていて人の話を聞いていてもこの症状になる。立っていたらなんとか保てるが座ると耐えられない。それでも耐えると目が揺れ、頭痛がする。この症状が出る場合は階段を登るだけですぐ息切れし、少し息苦しく、左側頭部・後頭部に鈍い頭痛がくることがほとんど。健康診断では貧血も低血圧も引っかからない。他者には顔が白い、まぶたが白いと言われる。
相談日:2019/04/25
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この相談者が服用している薬
なし
この相談の目的
受診の必要性が分からない
受診すべき診療科目が分からない
どんな病気なのか分からない
原因が分からない
女性・22歳
身長 160cm・体重 53kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前
この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答
最寄りの医療機関を受診しましょう
循環器内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科
睡眠を十分とっているにもかかわらず昼間眠くなる代表的疾患として、睡眠時無呼吸症候群があげれます。睡眠に伴う筋肉の脱力で気道が狭窄しいびきが出たり、閉塞し無呼吸になる疾患です。しれに伴い覚醒反応が生じ呼吸は回復しますが、眠りが浅くなり、睡眠時間の割に十分な睡眠が得られない疾患です。睡眠中にポリソムノグラフィーという装置をつけて診断します。受診科は病院により違い、呼吸器内科、耳鼻科、循環器内科などです。 ナルコレプシーという睡眠発作を主症状とする疾患があります。思春期から青年期にかけて発症することが多く、14~16歳に発症のピークがあり、世界的には1000人から2000人に1人にみられる病気で、睡眠発作のほかの特徴的な症状としては、急激な感情の高まりが誘因となって、ひざや腰や首、あるいは全身の筋肉が突然緩んで力が入らなくなる「情動脱力発作」、寝入りばなや目が覚めたときに体を動かそうとしても動かすことができない状態になる「睡眠麻痺」、入眠時に現実と錯覚してしまうほどの鮮明な夢を見る「入眠時幻覚」などがあります。原因はまだはっきりとは解明されてはいませんが、脳の視床下部から分泌されるオレキシンという神経伝達物質が極端に欠乏している場合が多いことがわかってきました。 特発性過眠症と呼ばれる疾患があります。昼間の居眠りが1時間以上続くことが多く、目覚めたときに頭がぼんやりした状態が持続するのが特徴で、頭痛や立ちくらみなどの自律神経症状を伴うことが多くあり、25歳以下で発症することが多い病気です。相談者の病態に最も当てはまるように思いますが、「特発性」は原因不明を意味する言葉です。 睡眠時無呼吸症候群以外の受診科は精神神経科、神経内科です。
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可能性のある病気
特発性過眠症
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
2件目の回答
最寄りの医療機関を受診しましょう
糖尿病内科(代謝内科)医師からの回答
その他の標榜診療科:内科
器質的疾患の可能性は低いと思いますが、念のため神経内科を受診されMR検査など必要か判断していただいたらよいかと思います。片頭痛の可能性もありますので、必要なら内服薬を処方していただいたらよいと思います。
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推奨診療科と医療機関タイプ
神経内科可能性のある病気
片頭痛
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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