コロナの疑いが捨てられない中、頭痛で市販薬を飲んでいいのか
23歳・女性の健康相談
2、3日頭痛が続いてます。 こめかみのあたりがずきんずきん痛むような感じです。ましになったり強くなったりします。 雨の日に起こる痛みに似ています。 コロナウイルスが流行っているので、市販の痛み止めを飲んでいいのか、医者にかかったほうがいいのかわかりません。
相談日:2020/04/14
bookmarks同じ悩みを感じたことがある0
相談者が特に気になっている症状
慢性的な頭痛・頭重相談者が感じているその他の症状
新型コロナウイルス(新型肺炎)この相談者が異常を感じている部位
この相談の目的
受診の必要性が分からない
処置、対処法が分からない
原因が分からない
お薬について分からない
女性・23歳
身長 153cm・体重 45kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前
この健康相談に対して、1名の医師からの回答がありました
1件目の回答
自宅で安静にしていましょう
内科医師からの回答
ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。記載いただいた情報で考える限り、片頭痛や筋緊張性頭痛といった、いわゆる機能性頭痛の類いの可能性が高いよう思われます。 その場合は、痛みが強い時だけ痛み止めを屯服いただくのが一般的な対処法ではありますが、なかなか痛みは治らない場合は、神経内科や脳外科を受診なさってはいかがでしょうか? 受診されるとしたら、まずはお近くの、通いやすいクリニックを受診されればよろしいでしょう。受診先の医師が頭痛専門医なら、ベターだと思います。 なお、痛み止めを頻回に使うと、痛み止めの副作用として頭痛が起きてしまいます。これを薬物乱用性頭痛と言いますが、この病態の存在を知らないと、痛いから、痛み止めを使ってしまって、さらに頭痛が起きて、また痛み止めを飲んでしまうという負のスパイラルに陥ることになります。この場合は痛み止めを止めると頭痛が治まってきます。この場合も頭痛専門医へのご相談が望ましいです。 そもそも、片頭痛の発作の回数が多い場合は、予防薬がございますので、必要があれば、医療機関で処方してもらってもいいでしょう。 なお、喫煙は百害あって一利なしです。コロナウィルスにかかった場合でも重症化しやすいと報告されています。タバコを吸いつづけながら、体調を回復させるのは無理があると思います。 タバコを続ければ、将来的には癌や脳卒中、心筋梗塞、COPD(慢性閉塞性肺疾患:肺が破壊されて酸素を吸って生活しないといけなくなります)だけでなく認知症の原因にもなり得ます。 すぐに禁煙してください。お近くの、通いやすい禁煙外来を受診されてもいいでしょう。 ちなみに、タバコの本数を減らすことや軽いタバコにする、電子タバコにするということも無意味です。 残念ながら完全に禁煙しないと病気のリスクは減りません。 また、タバコを吸うと気持ちが落ち着くという意見もありますが、実際はニコチン依存によって、脳がニコチンの補給なしには正常に働かない状況になっています。ニコチンが切れてくると「ニコチンが欲しい」と脳が訴え、イライラしたり落ち着きがなくなったりします。そのため、次のタバコ(ニコチン)を吸うまで、ニコチン切れのストレスと戦うことになります。つまりは、タバコがイライラを強めている訳です。また、がん検診の対象年齢でいらっしゃる場合は自治体の案内通りにがん検診を受けてください。
thumb_up参考になった0
可能性のある病気
頭重感
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
特に気をつけること: もっとも、外出自体や受診により新型コロナウィルスに感染する可能性がありますので、その点には重々ご留意の上、行動なさってください。
この相談と関連する他の症状
病院なびで医療機関を探す
医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。