扁桃炎との診断ですが、新型コロナの可能性はありますか?

33歳・女性の健康相談

20日夜から喉の腫れを感じ、21日の明け方から38.4度の発熱がありました。
喉の痛み・寒気・震えはありましたが、咳や鼻水は全くありません。
電話診療の後、直接病院を受診し、診断は扁桃炎でした。
熱は38度?40度を繰り返し、22日の夜からは平熱になる事も増えました。
頭痛は残っていますが、今日は熱もなく、体調も良くなっています。鏡で喉を見ると真っ白になっています。ただ、TVでは扁桃炎と診断された人がコロナだったとの話しもあり、職場からも本当に大丈夫なのか言われ、不安で仕方ありません。
咳がなくてもコロナの可能性はあるのでしょうか?
よろしくお願いします。
相談日:2020/04/23

相談者が特に気になっている症状

高熱がある 悪寒がする 全身の関節痛 喉が痛い

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

トラネキサム・セファクロル・アセトアミノフェン200と300・イルソグラジンマレイン酸塩

この相談の目的

セカンドオピニオン
女性・33歳
身長 161cm・体重 52kg
相談時の体温:39℃
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で疑われる病名はやはり咽頭炎や扁桃炎などの急性上気道炎だと思います。
相談者様は現在37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、お仕事は解熱後2程度は避けるべきです。
今後の経過で発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

確かに現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

急性扁桃炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

自宅で安静にしていましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科

可能性はゼロではありませんが、現状では可能性は非常に低いと考えます。のどについた白いものは、細菌を食べて死んだ白血球の遺がいと考えます。発熱がおさまり、食事が取れるようであれば数日様子を見てもよいと考えます。診断された医療機関に相談されるのも一法と考えます。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

咽頭喉頭炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

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