喉の痒みと咳、熱はない
24歳・女性の健康相談
喉が昨日からかゆみが続いてます。 喉の痒みがあり、咳が出ます。 続けてではなく、単発的にでます。 もともと花粉症は持っていますが、いつも目が痒くなるだけなので喉の痒みは初めてです。 コロナも流行っているので、どうなのか心配です。 熱、鼻水、頭痛などありません。
相談者が特に気になっている症状
喉に違和感があるこの相談者が異常を感じている部位
この相談者が服用している薬
フェキソフェナジン、フリウェル
この相談の目的
最寄りの医療機関を受診しましょう
消化器内科(胃腸内科)医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科
喉のかゆみはアレルギー症状のひとつである場合が多くあります。喉のかゆみが現れやすいアレルギーには、主に以下のようなものがあります。 食物アレルギー アレルギーには、さまざまな原因がありますが、その中でも食べ物が原因となって起こるアレルギーです。今まで大丈夫だった食べ物や毎日食べているものでも、突然食物アレルギーが発症してしまう場合もあります。 喉や口の中のかゆみ、蕁麻疹 じんましん 、顔や唇の腫れなどの症状が現れることが多く、ときには呼吸困難や嘔吐などを伴ってアナフィラキシーショックといわれる重篤なアレルギーを起こすことがあるため注意が必要です。 食物以外のアレルギー 食物以外のアレルギーでも、喉のかゆみが起こることがあります。 花粉やハウスダストなどは呼吸と共に吸い込みやすく、喉にアレルゲンが付着することでかゆみの原因となることがあります。アレルギーの人はもともと鼻づまりなどで口呼吸になっている場合も多く、そのようなときにはより喉のかゆみが現れやすいと考えられます。 アレルギー以外の原因による喉のかゆみ アレルギー以外に喉のかゆみの原因となる病気には、以下のようなものがあります。 咽頭 いんとう 炎・扁桃 へんとう 炎 かぜなどで咽頭炎や扁桃炎などを起こすと、喉のかゆみや痛みなどを引き起こします。 咽頭は鼻の奥から食道につながる部分で、この場所に炎症が起こると咽頭炎と呼ばれます。 扁桃とは、咽頭にあるウイルスや細菌の感染を防ぐためのリンパ組織です。同様に、扁桃に炎症が起こっている状態を扁桃炎と呼びます。 他の症状としては、発熱、咳や痰、声が出にくくなるなどがあります。 逆流性食道炎 胃酸がのど、口のなかまで逆流してくると粘膜を刺激して赤くなったり、腫れたりすることがあります。口の中が苦くなったり、胸やけや声がれ、咳などの症状がでたりすることがあります。 受診の目安とポイント 喉のかゆみを感じたとき、程度が軽くすぐによくなる・他の症状がないような場合には急いで受診する必要はありませんが、痛みや蕁麻疹・顔の腫れ、気分が悪いなどの症状を伴うときには受診しましょう。特に食物アレルギーなどを疑う場合には急を要することもあります。 受診科目としては内科もしくは耳鼻咽喉科などがよいでしょう。 受診時には、いつから症状があるか、心当たりのある出来事はあるか、他にどのような症状があるかなどを医師に伝えましょう。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
自宅で安静にしていましょう
内科医師からの回答
ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。記載いただいた情報で考える限り、風邪が疑われます。 風邪はウィルス感染症であり、特効薬と呼べるレベルの治療薬はありません(風邪薬も市販のものと病院処方のもので効果に大差ありませんし、風邪薬を早く飲んだからといって治りが早くなるということも科学的には立証されていません)で、現実的には時間が薬というところです。それでも、一般的な「風邪」で薬物治療をするとすれば、高熱で辛ければ解熱剤、咳が止まらなくて辛ければ咳止め、などの「症状」を抑える対症療法しかありません。十分な栄養と水分補給、静養により自己免疫力を高めて治すのが一番です。 抗生剤も無効ですが、上記のような解熱鎮痛剤などの治療薬(市販もされています)をご希望でしたら、お近くの内科を受診ください。抗生剤は使えば使うほど効かなくなります(耐性菌ができてしまいます)。抗生剤は本来、細菌感染症に限って使用すべきものですが、風邪やインフルエンザなどウィルス感染症でも処方されることが少なくありません。抗生剤を濫用すると耐性菌が出来てしまって、肝心な時に薬が効かない状況になりかねません。あるいは、細菌感染症であっても効果の乏しい抗生剤を悪気なく、処方してしまう医師もいます。この場合も、やはり、耐性菌を生むことになってしまいます。耐性菌は家庭内を含めて、ヒトからヒトに伝播するので、社会的な問題にもなっております。特に、抵抗力の弱い、子供さんやお年寄りには由々しき問題です。そういった方で耐性菌による感染症が生じてしまうと、菌を叩く抗生剤が無いという状況にもなりかねません。 安易に抗生剤を処方する医師への受診は避けることをお勧めします。 なお、コロナウィルス感染症は一般の風邪症状を呈することもあり、今回、完全に否定するは出来ませんが、現時点では検査も簡単には出来ない状況であり、診断自体が難しいところです。ただし、治療法が確立されている訳でもなく、風邪症状に留まっているのであれば、自然治癒を待つしかないことのが現状かと存じます。息苦しいなど肺炎を疑う症状があれば、保健所にご相談の上で、受診先を案内してもらいましょう。
推奨診療科と医療機関タイプ
感染症内科可能性のある病気
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最寄りの医療機関を受診しましょう
整形外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 麻酔科
一度耳鼻科、アレルギー科、感染症内科でご相談されてみてはいかがでしょうか?検査を検討されてもいいでしょう。検査は採血・レントゲン・CT等があるでしょう。エコーもいいかもしれません。経済的な問題もありますので主治医の先生とよくご相談して決定してください。治療方法は内服等があります。治療方法については主治医の先生とよくご相談して決定してください。お大事になさってください。早く良くなることを祈っております。
可能性のある病気
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