心臓の動悸、左肩や首が痛い。
30歳・女性の健康相談
初めてなったのは今年の2月14日から。 夜中に心臓のあたりが急に痛いというか心臓の音が早くなり大きく聞こえました。ドキドキはなかなか止まらず1時間くらい異常がありました。 そのような症状が数日続いて(全て2時から4時など明け方)内科を受診しました。 血圧は120ー70くらいで、心電図も取ったけど異常もなく、異常ありませんと言われました。 血圧はいつも平均そのくらいです。 それからたまになることもあったけど気にしないようにしていて、あまり起きなくなっていました。 4月の後半から、左肩や左腕を中心に肩や首などが痛くなることがあり、心臓も違和感を感じることがありました。 そして5月3日の3時50分頃、きゅーんと左腕が痛くなり目を覚ますと、その後ドドドと動悸が激しくなりました。 激しく感じたのは2月14日以降久しぶりです。 ちょっとたって脈を測りましたが80くらい?だと思います。しばらくしたら治りましたが、肩などはだるいままです。今は右肩が痛いです。 今はゴールデンウィーク中ですし、コロナも流行っているので病院を受診するのを悩んでいます。
この相談者が異常を感じている部位
この相談の目的
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で考えられる病状は心身症や自律神経失調症に伴う動悸だと思います。 症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあると考えます。 相談者様は37.5度以上の発熱はなく、肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。 理由としては今の社会事情からは相談者様が医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあるからです。 感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。 また現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
泌尿器科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 腎臓内科, 糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科
高血圧や糖尿病の持病はおありでしょうか。【動悸】 となりますと、どちらかというと、心臓に問題がある場合が多いのですが、 その他では、甲状腺に何か疾患がある場合、他には、精神的な物が原因、初期の心不全、の可能性が考えられます。 過去も含めて、喫煙者であるのでしたら、慢性閉塞性肺疾患(COPD)である事も多いです。 肺胞は一度壊れてしまった場合、その後に禁煙して頑張っても、壊れたものは残念ながら元に戻りません。 ですが、まだ元気な肺胞が少しでも沢山残っている段階で、禁煙して、慢性閉塞性肺疾患が悪化しないようにすることは大切です。 だから、禁煙をする為にも、禁煙外来にてご相談なさってみてもいいかと思われます。 禁煙外来とは別に、循環器内科にてきちんと検査をしてもらわれたほうがいいかと思います。 あと、 5分ほどの、安静時心電図ですと、計測時間が短いので、症状が出ておられる際に、必ずしも症状がでるとは限りませんので、 出来るならば、 小さな心電図計測器を24時間付けたままで計測するホルター心電図などで、検査なさったほうがいいかと思います。 あと、喫煙、カフェイン、アルコール、ニコチンは、自律神経を刺激し、血圧を変化させて脈拍を速める作用がありますので、 日常生活でも、それらを控えられてみてもいいかと思います。 とりあえず、今出来る事としては、深く深呼吸をし、まずは体を休めて安静になさってみてください。 ですが、動悸の症状以外に、呼吸が苦しい、胸の痛みの症状が出るようでしたら、早急に、医療機関にて受診なさってください。 一応、インターネットなどでお近くの救急外来を調べられて置いた方が安心かと思われます。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科, 皮膚科
若い方で、業務でストレスが強い、身体活動が少ない、最近の数年で体重の増加があったなどの場合には、上室性頻拍症などの可能性はあると思います。 この状態で、今のように睡眠中の強い症状などが出る場合には、循環器科でカテーテルアブレーション治療をされることがあります。 生命にかかわるような重い心疾患の可能性は低いと思いますが、酒明けにまず循環器内科のクリニックで心エコー検査や24時間ホルター心電図検査などをされる、また無理のない範囲での有酸素運動などをされて、減量をお心がけになるなどが良いと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
循環器内科可能性のある病気
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