頭痛、食欲不振が気になる

32歳・女性の健康相談

5/6.7夕方に頭痛と軽いめまいを感じる。
ズキズキというよりも頭が重い感じ。
30歳過ぎるまでは頭痛などなかったが、過ぎてからMPSなどでも頭痛を感じることが増えた。
5/8は昼から頭痛
5/5頃からブラジャーが苦しく、仕事中に付けていられず、外したら苦しさはなくなった。
肩こり、首こりは10年以上前からあり。
5/6から食欲不振でお腹が空かない。
食べると少し気持ち悪くなる。
吐き気までは行かない。
通勤で1時間電車に乗るが、頭痛を感じた時は電車の揺れで酔った感じにもなる。

気圧の頭痛なのか、緊張型片頭痛なのか、他の病気の疑いがあるのか知りたい。
調べたい。

病院は現金がないため、支払いがカードを使える所に行きたい。
使える所なら電車に少し乗っても良い。
土曜日に行ける所だとなおよし。
相談日:2020/05/08

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない 大きな病院にいくべきなのか分からない 医療機関を探している
女性・32歳
身長 162cm・体重 58kg
相談時の体温:36℃
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

消化器内科(胃腸内科)医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科

めまいは女性に多く、一生のうちに経験しない人はいないといわれているほど。特に梅雨時は気圧の影響で起こりやすく、気をつけたい病気です。めまいの大半は、耳に原因があります。突然、耳が聞こえなくなる突発性難聴やメニエール病などでもめまいは起きるのですが、最近は、原因となる耳の病気が変わってきています。
20年前はメニエール病が多かったのですが、今は5%ほどで、良性発作性頭位めまい症が最も多いです。寿命が延びたことで、加齢によるふらつき(加齢性平衡障害)も増えています。

増加しているめまいの特徴

耳の奥にある内耳には、体の傾きや重力など感受して、体のバランスをつかさどる三半規管、耳石器という部位があり、ここに問題があるとめまいが起こります。良性発作性頭位めまい症は、「朝、目覚めて起きたら目がまわる」「寝返りするとめまいがする」「洗顔やお辞儀で下を向いたとき」や「目薬をさそうと上を向いたとき」などにめまいを感じるのが特徴です。内耳の耳石器の耳石が剥がれて生じるもので、60歳以上の女性のめまいは、この病気が疑われます。「耳石は直径0.01mmで1万粒あります。それが多数剥がれて横の三半規管に入り、耳石の塊になると、頭を動かすことで動いてめまいを感じるのです」(新井部長)。
加齢によるふらつき(加齢性平衡障害)は、年齢を重ねたことで全身の平衡機能に関係するすべての箇所が衰え、ふらつきによってめまいを起こします。人間は、30歳を過ぎた頃から毎年0.7%ずつ筋肉が減り、なにもしないと脚は細くなります。「建物に例えるなら、柱が細くなるようなものですから、筋肉の減少によるふらつきもめまいに関係します」。

めまいの検査と治療とは

めまいの治療薬は、1974年にジフェニドール塩酸塩(商品名セファドール)が登場して以降は、薬が出ていません。新薬が登場しないこのような背景から、新井部長の外来では、平衡訓練を中心にめまいの治療を行っています。
ふらつきや体の揺れは、重心動揺検査で調べます。開眼時と閉眼時の揺れを比較し、平衡障害の有無やタイプを判別します。平衡訓練とは、めまいやふらつきを改善する体操のことです。人間には、体のバランスに左右差があるとき、直そうとする仕組みがあり、それを訓練で機能アップさせます。良性発作性頭位めまい症では、さらに三半規管に耳石が入っても出やすくすることが大切です。対策としては、寝る姿勢が左右どちらかに偏らないようにすることや、耳石を元に戻すトレーニングが有効で、これらも平衡訓練に取り入れています。

まずはめまいの検査です。総合病院ならば、カード払いも大丈夫でしょう。お近くの総合病院耳鼻科を受診しましょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科 脳神経外科

可能性のある病気

めまい

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

神経内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科

おそらくは肩こり由来の緊張型頭痛と思います。
緊張型頭痛は特にストレスがかかっている場合や、疲れがたまっている場合、姿勢の悪い作業を長時間する場合(特にパソコンで長時間作業したり、スマホを無理な体勢での捜査を続ける、など)に発症する非常に良くあるタイプの頭痛です。頭痛の中でも最多と言われています。
症状の特徴として、頭が重怠い感じ(頭重感)だったり、ふらつき、ふらふら感、ぼんやりした感じといった症状で、刺すような頭痛(神経痛)、ガンガンする頭痛(片頭痛)とは少し頭痛の性状が異なります。ですが慢性的に四六時中続くことが特徴になります。
治療方法としては、単純にはストレスがたまらないように心掛けること、ストレス発散・解消する、気分転換するなど良いですし、ストレッチやマッサージ、適度な運動なども有効です。肩や首などに湿布を貼るのも良いです。また鎮痛薬・頭痛薬を飲んだり、筋弛緩薬を飲んだりすることも有効です。
これらの対応で改善が乏しければ、一度近所の神経内科(脳神経内科)を受診すると良いですよ。念のためですが頭部の画像検査(CTやMRI)なども検討されますし、異常がなければそれだけで安心して症状緩和につながることも良く経験されます。
カードが使えるかどうかは、病院次第です。事前に問い合わせると良いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

神経内科

可能性のある病気

緊張型頭痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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