喉の痛みが激しく眠れません。
21歳・女性の健康相談
一昨日くらいから発熱がありました。朝起きた時点で喉が少し乾燥している感じがあったのでいつも以上にうがいやマスクをして潤うようにしました。お昼頃、37.1で微熱だったので、初めは知恵熱かと思い経過を見ることにしました。 夜に37.8まで上がったので、少しきつくなり次の日は一日中寝ていました。この時点で喉の痛みは少しづつ悪化していきました。 昨日(次の日)のお昼には38度、夕方には39度まで上がったため、首にタオルを巻いて汗をかくようにしてずっと寝ていました。 今朝、喉の痛みが激しすぎてつばも飲み込めない状態で、痛みにイライラしてしまって数分に1度起きるという状態で朝を迎えました。 そこで今に至ります。 初めは自分でなんとか乗り切ろうと思ったのですが、扁桃腺が腫れていて喉の痛みに耐えるのが辛くなったので、受診した方が良いのか、またどう対処したらいいのか等アドバイスをいただきたく連絡させていただきました。 コロナウイルスも流行っているのでその可能性についても不安が募ります。
この相談者が異常を感じている部位
この相談者が服用している薬
なし
この相談の目的
最寄りの医療機関を受診しましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
急性の扁桃炎で間違いないでしょう。 症状が悪化した原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあると考えます。 治療方針としてはまずは十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されますが、相談者様の状態ですとすでに限界にきておられますので最寄りの耳鼻咽喉科に受診すべきです。 ただし医療機関を何度も受診されることでコロナウイルスに感染してしまうリスクがありますのでくれぐれもご注意下さい。 現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、コロナウイルス軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。医療機関を受診される場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
推奨診療科と医療機関タイプ
耳鼻いんこう科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科
つよい急性咽頭炎ないし扁桃炎を疑います。ひどい場合は急性期といって病気の始まりは大変強い咽頭痛と嚥下痛を伴い苦痛かと思います。炎症が鎮静化するに伴って痛みは軽快して来ますが、炎症が強いために5-7日と比較的長い期間を要します。また喉に膿がついているようなケースでは抗生剤が必要になりますが細菌性よりもウイルス性のほうが多いため抗生剤は使われないこともあります。のどの痛みが強い場合は受診までは市販のものではロキソニンを利用しても良く、鎮痛効果は高いですが炎症の強い期間は効果が弱く感じます。トローチやのど飴、マスクをしての喉の加湿をすることも有効です。高熱を伴うときは十分な尿量がでるくらいに水分摂取を多めに摂って下さい。お早目に耳鼻咽喉科専門医のクリニックを受診して適切な診断と処方を受けることをお勧めします。新型コロナウイルス感染症の蔓延により、病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。加えて、連休により専門医への受診が難しい場合が多いと思います。この場合は大き目の病院の救急外来を受診して応急的にはなりますが処置や処方を受けることが可能です。受診の際は手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒、2m以上の間隔を他人ととるなどの配慮を徹底して感染予防に配慮されることをお勧めします。 新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があること」が挙げられます。頂いたエピソードからはこれらには現時点では当てはまらないと考えます。そのためコロナの心配についていましばらくは安心して慎重に経過観察でよいと思います。
推奨診療科と医療機関タイプ
耳鼻いんこう科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
普段どおりで様子を見ましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:呼吸器内科, 消化器内科(胃腸内科), 循環器内科
症状からは急性咽頭炎を疑います。4日以上の発熱、肺炎に伴う咳症状、渡航歴、コロナ患者との接触歴がなければ積極的にコロナ感染を疑うものではありません。ただし、この条件は、PCR検査を行うための関所であり、ここを通過しないと検査にも至りません。最近は、この条件をみたさないコロナ感染が増加していますので見直されているようでもあります。いずれにしても症状があるのであれば自宅療養をお勧めしますが、心配であれば内科に相談してみてはいかがでしょうか。
推奨診療科と医療機関タイプ
内科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
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