心の不安症状

22歳・女性の健康相談

数年前から、いつも漠然とした不安があります。
急に泣きたくなったりして、自分でも困惑します。
日に何度も死にたいと考え、いつどこでどうやって死ぬか考える事もあります。
暫くはおさまっていますが、自傷していた事もありました。最後に行ってしまったのは12月頃です。
些細な事がずっと気になったり、いらいらしたり、悲しくなったり、かと思えば楽しくなったり。
自分の感情の振れ幅についていけず疲れる事があります。
毎日、何かに怯えていて不安で恐怖を感じます。
もしそれがおさまるなら、なんとかしたいです。
また現実を現実と思う事があまり無く、ゲームの中にいるように思います。
最近は自分の発言や他者からの指示を数分後には忘れてしまったり、本当にそう言われたのか、自分の空想じゃないか疑う事もあります。
相談日:2019/04/09

この相談の目的

どんな病気なのか分からない
女性・22歳
身長 159cm・体重 50kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

現在22歳で、数年前からというと10代からということになりますか。
どうも、思春期心性というか、パーソナリティー傾向の問題のように思われます。

情緒不安定性パーソナリティー傾向の「境界型」の可能性が否定できません。
この「境界」というのは自我境界の境界といわれます。
で、自我境界とは、意識の上での自分と他人、自分を取り巻く世界との境界のことで、これが障害されると意識の独立性とか不可侵性が脅かされます。
ひらたくいうと、自分の内面や思いが他者に知られている感じ、逆に他人が自分に対してどのように感じているかが伝わってくる感じ、などが現実感を持って迫ってくると言われます。

感情が不安定で、現実感が乏しくなったり、衝動性が強く、対人関係では依存と反発の間を揺れ動く傾向があります。
基本的には、パーソナリティーの成長によらざるを得ないのですが…
衝動性は、抑制機能を主とするセロトニン系の神経を賦活するSSRIという抗うつ剤が、そして、自我機能の不全から来る不安には、非定型抗精神病薬、とくにエビリファイが有効です。

思春期・青年期外来のある心療内科、精神科にご相談なさるとよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

情緒不安定性パーソナリティ障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答

不安障害の可能性があります 治療可能ですのでできればカウンセリングを行っているお近くの心療内科か精神科に受診して頂ければと思います

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

不安障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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