３月末頃より、みぞおちの痛みがあり、一時的に37.５度の発熱。なにもせず三時間ほどで解熱。CTをとり『あえていうなら胆のうに泥があるかな～』程度でした。二年前にピロリ菌除菌をしているので、再度の胃カメラを勧められ４月６日に実施。特に異常無し。その後、喉のイガイガ感、胸全体の違和感がありましたが胃カメラのせいかと思っておりました。元々お腹いっぱいになると吐いてしまうことがあり、４月１８日頃も一度吐いてしまいました。この頃から、喉のイガイガ感から何かオデキでもあるような違和感になりました。時々、軽く咳が１日に一回ほどでます。
胃カメラではのどに腫瘍があるなど一切おっしゃられていなかったので、腫瘍ではないと思っているのですが、新型コロナの可能性もあるか、また、別の疾患なのか心配しているところです。
２月あたりから、ぎっくり腰を繰り返してしまい、MRとり椎間板が薄くなっているとのことでした。また、１月頃より、左腕がずっと筋肉痛のような痛みが続いています。普段は気にならないのですが、左手で鞄を持ち上げようとすると筋肉痛があり力が入れにくいという症状もあります。胸全体の違和感も継続していて（ずっとあるわけではありません。症状がでたり、でなかったりしています）、リウマチなどの膠原病かと思い（３月末）採血していただき、抗核抗体判定-Ratio0.14、eGFR79.2でした。更年期も疑いFSH26.09 ,E2 49でした。
長くなってしまいましたが、このような状況です。アドバイスいただけるとありがたいです。

相談者が特に気になっている症状

相談者が感じているその他の症状

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

　咽喉頭異常感症という概念が近いのかなと思いました。咽喉頭異常感症とは、のど（咽喉頭）に異常感があるのに、それに見合うような病変が見つからないものを咽喉頭異常感症といいます。病名のごとく咽喉頭（のど）の異常な感じ（違和感）が主で､｢のどに何かつかえている｣、｢のどがイガイガする｣､｢のどが変」などの訴えがあります。実際に痛みが強い、食べられないなどは少ないようです。成人一般に見られますが30～50才台に多く、男性に比べ女性の方が多いようです。原因は炎症、アレルギー、できもの、形態異常、全身的な疾患、精神と多彩です。検査はファイバースコープを使っての咽喉の詳細な観察を行い、炎症や腫瘍（できもの）などがないことを確認します。治療は経過観察で、薬としては抗不安薬や半夏厚朴湯など漢方が用いられることがあります。これについてはまずは耳鼻咽喉科専門医のクリニックを、つぎに心療内科か精神科で相談するとよいと思います。また気管支炎など声帯より奥の炎症も確認しておいたほうがより安心なので耳鼻咽喉科専門医で異常がなく症状が取れない場合は呼吸器内科専門医への受診も考慮してください。日常生活ではマスク、部屋の加湿、のど飴(薬局で購入できるトローチもお勧めです)などで、喉と気道の保護をすると良いと思います。
　新型コロナの疑いでの受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が４日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ（倦怠感）や息苦しさ（呼吸困難）があること」が挙げられます。頂いたエピソードからはこれらには現時点では当てはまらないと考えます。そのためコロナの心配についていましばらくは安心して慎重に経過観察でよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

可能性のある病気

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

それは心配ですね。
喉の違和感というのは、多くはストレス性です。
経過も長いですし、少なくともコロナなど心配するような経過ではないと思いますよ。
念のためですが喉の違和感がつづくようであれば耳鼻科を受診して、喉について確認してもらうと良いです。
異常がなければ、ストレス性の可能性が高まります。
このような場合、半夏厚朴湯という漢方薬が有効ですよ。

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