痰を絡んだむせる咳が続き呼吸が苦しい

26歳・女性の健康相談

4/22あたりから咽頭痛があり、かかりつけの病院を受診。咽頭炎の薬をもらう。いつもならそれで治るが、喉の痛みが引いた後に咳だけが残りGW明けにもう一度かかりつけの病院を受診し、まだ喉の炎症が残ってるとのことだったので咽頭炎と咳止めの薬を処方される。
それでも痰と咳が治らず、今週頭にもう一度病院に行きレントゲンを撮ったものの特に以上は見られず。声帯をあまり使わないよう言われる。
咳は痰が絡んだむせ上がるようなもので、咳をした後に息を吸い込むような感じ。鼻が詰まっているのか、食べ物の味は薄く感じる。夜中は咳がひどく目覚めることもある。呼吸が苦しく涙が勝手に出てくる。
咳のしすぎで頭が痛く、体もだるく寝不足なので早く治したい。
相談日:2019/05/16

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

デキストロメトルファン臭化水素酸塩錠15mg、ソランタール錠100mg、カルボシステイン錠500mg→一日3回クラリスロマイシン錠200mg→一日2回

この相談の目的

セカンドオピニオン 大きな病院にいくべきなのか分からない
女性・26歳
身長 153cm・体重 47kg
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

呼吸器内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科, アレルギー科

 最初はかぜの症状で良かったのだと思いますが、咳などの症状が長く続いており、他の状態が合併している可能性があります。
 喘息の可能性も疑われます。アレルギーがあったり、ご家族に喘息の方がいらっしゃればより可能性が高くなります。この場合は気管支拡張剤などの喘息薬で症状は良くなります。逆に気管支拡張剤で良くなるようなら喘息と言えます。
 鼻づまり、味が分かりにくくなっているなどの症状があるため、元々、アレルギーがあれば、それにより症状も疑われます。アトピー咳嗽(アレルギーによりもたらされる咳)、後鼻漏(鼻水がのどの方に回るもの)などの症状の可能性もあります。この場合にはアレルギーの薬(花粉症の薬)が効果があります。後鼻漏に関しては、副鼻腔炎によることもあり、この場合には現在内服中のクラリスロマイシンが効果があると思います。
 また、げっぷが多く出るということで胃食道逆流症による咳の可能性もあります。胃酸が食道の方に逆流して症状がでます。この場合にはPPIという胃薬(胃酸を抑える)が効果があります。この胃食道逆流症は他の病態と合併することが良くあります。
 その他、百日咳が今年は多いとニュースでやっていましたので、その可能性もあるかもしれません。この場合は、治療はクラリスロマイシンです。ただ、治療開始が遅いと咳は続きます。
 呼吸器内科を受診されたら良いと思います。あるいは耳鼻科でも良いかもしれません。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

気管支喘息

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

咽頭炎は既に治っておられるようですが、単独の気管支炎がまだ治っていない状況です。
気管支炎は肺炎とは違いますので軽度のものですと胸部bレントゲンでは異常を指摘できません。
因みに肺炎を合併した気管支炎であれば胸部レントゲンで異常な陰が見つかります。

相談者様は早く治りたいとのことですので、専門家である呼吸器内科への受診をお勧めいたします。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

副鼻腔炎のせいで頭痛したり後鼻漏で咳をしたりしていないか鑑別が必要です。
耳鼻咽喉科を受診しましょう。
鼻内視鏡検査を受けるといいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

副鼻腔炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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