微熱が下がらず、倦怠感や息切れが続く

23歳・男性の健康相談

5月1日の夜、仕事から帰った後に倦怠感を感じ体温を測定したところ37.1度あった。
それからは自宅で療養しているが微熱が続き、何度か37.4度あたりまで熱が上がることがあった。
体の倦怠感やすぐに息切れする症状も続いている。
一度保険センターに問い合わせた時は、コロナに感染している可能性は低いため一般の内科を受診してもいいと言われたが、連休でどこも空いていなかったのもあり、まだ受信していない。
このまま一般の内科で受診をして良いものなのかいまいち分からない。
相談日:2020/05/07

この相談者が服用している薬

パブロン

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない 大きな病院にいくべきなのか分からない
男性・23歳
身長 182cm・体重 88kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

内科医師からの回答

ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。記載いただいた情報で考える限り、風邪などのウィルス感染症が疑われますが、新型コロナウイルス感染症は発熱、一般の風邪症状や頭痛、下痢、結膜炎、味覚障害、嗅覚障害を呈することもあり、その可能性は否定はできないところながら、現時点では検査も簡単には出来ない状況であり、診断自体が難しいところです。酸素吸入が必要なレベルの呼吸困難といった入院を要する症状がない場合は、現状では治療法も確立しておりませんので、基本的には経過観察しかありません。 ただし、風邪でもコロナウィルス感染症でも漢方(原則、ネットでも買えます)が有効な可能性はありまして、軽症~中等症の時期で肺炎を生じていない前提で、①表証(寒気やほてり、筋肉の痛みなど感覚的にわかる不調)だけの初期の場合:葛根湯+小柴胡湯加桔梗石膏、②表証ははっきりあるが、咳嗽も認めだした場合:葛根湯+小柴胡湯加桔梗石膏+麻杏甘石湯(五虎湯)、③表証はほぼなく、咳嗽が主体になってきた場合:柴朴湯+清肺湯(+麻杏甘石湯)、が候補になろうかと思います。どうあれ、手洗い、マスク着用などをしていただいて周囲にうつさないように生活してください。外出や出勤、登校はやめましょう。もちろん、今後、呼吸困難などがあれば帰国者・濃厚接触者相談窓口に連絡して、受診先の病院をどこにするかなどの指示を仰いでください。 ただし、相談センターも人手が限られておりますので、重症でなければ、お電話も極力、控えてください。また、医療機関を受診される場合も、くれぐれも事前連絡なしに受診することは厳に慎んでください。 一般の風邪であった場合はウィルス感染症であり、上記の漢方を使ってもいいですが、特効薬と呼べるレベルの治療薬はありません(風邪薬も市販のものと病院処方のもおので効果に大差ありませんし、風邪薬を早く飲んだからといって治りが早くなるということも科学的には立証されていません)で、現実的には時間が薬というところです。それでも、一般的な「風邪」で薬物治療をするとすれば、高熱で辛ければ解熱剤、咳が止まらなくて辛ければ咳止め、などの「症状」を抑える対症療法しかありません。十分な栄養と水分補給、静養により自己免疫力を高めて治すのが一番です。 抗生剤も無効ですが、上記のような解熱鎮痛剤などの治療薬(市販もされています)をご希望でしたら、お近くの内科クリニックを受診されてもいいですが、医療機関でコロナウィルスをうつされるリスクもありますので、自宅で安静が無難だと思います。受診されるなら必ず事前で電話をしてから受診ください。なお、抗生剤は使えば使うほど効かなくなります(耐性菌ができてしまいます)。抗生剤は本来、細菌感染症に限って使用すべきものですが、風邪やインフルエンザなどウィルス感染症でも処方されることが少なくありません。抗生剤を濫用すると耐性菌が出来てしまって、肝心な時に薬が効かない状況になりかねません(副作用に見舞われる可能性もあります)。あるいは、細菌感染症であっても効果の乏しい抗生剤を悪気なく、処方してしまう医師や、根拠なく必要以上に多くの菌に効く(叩く必要のない菌まで叩いてしまう)抗生剤(ニューキノロン系の抗生剤など)を処方する医師もいます。いずれの場合も、やはり、耐性菌を生むことになってしまいます。耐性菌は家庭内を含めて、ヒトからヒトに伝播するので、社会的な問題にもなっております。特に、抵抗力の弱い、子供さんやお年寄りには由々しき問題です。そういった方で耐性菌による感染症が生じてしまうと、菌を叩く抗生剤が無いという状況にもなりかねません。 安易に抗生剤を処方する医師への受診は避けることをお勧めします。
なお、身長と体重に基づいたBMIの数値で機械的に判断すると、肥満もしくはそれに準じる状態にあられるようです(ただし、筋肉質でいっらしゃることでのBMI上昇なら肥満には該当しません)。 肥満があると、今回の症状で投薬を受ける場合、薬効が出難くなる可能性があります。また、肥満があるとコロナウィルスに感染した場合に呼吸器症状が重くなりやすいという米国の報告がある他、生活習慣病(高血圧、糖尿病、痛風、高コレステロール血症など)や脳卒中、心筋梗塞に限らず、癌の危険因子でもあります。 がん検診の対象年齢でおられるならばお住いの自治体の案内に従って毎年、がん検診を受けてください。ちなみに、女性の場合は40歳以上で乳がんの、20歳以上で子宮頸がんのがん検診が推奨されています。 体調が落ち着いたらぜひともダイエットも頑張りましょう。食べ物に関しては、特定のものを我慢するよりも、シンプルに野菜を多く摂取される「だけ」を意識されると、相対的に自然に炭水化物や肉類の摂取が減ってよろしいかと思います。 自力でのダイエットが難しいようでしたら、肥満外来を受診されてもいいでしょう。もしくは、漢方専門医を受診し、漢方薬の手を借りてもいいでしょう。漢方薬の中に、ダイエット効果のあるものがいくつかございます。但し、体質に合わせて選ばないと、効果が出にくいため、専門医の診察を受けた上で、漢方薬を選んでもらった方がよろしいでしょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

感染症内科

可能性のある病気

発熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: https://www.google.co.jp/amp/s/medley.life/news/57884c070b7ea01e008b9ef0.amp/

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

小児科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科

トミーさん、おはようございます。

新型コロナウイルス感染は否定できません。
37.5℃以下でも十分新型コロナウイルス感染はありえます。
PCR検査が必要です。近医に電話をして、検査できる場所に取り次いでもらって下さい。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

疲労感 微熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

循環器内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科

微熱、倦怠感、息切れとのこと。気管支炎、副鼻腔炎などが考えられます。内科に受診して相談してください。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科

可能性のある病気

気管支炎 副鼻腔炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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