子宮腺筋症の手術の時期について。
41歳・女性の健康相談
子宮腺筋症です。 来月末に手術が決まっています。(子宮は残します) 現在、コロナが大変な時期ですが手術はできるのか担当の先生にお聞きしたところ、手術自体はできるようでした。 その時は何も思わず帰宅したのですが、さきほどテレビを見ていると手術によって免疫力が下がりコロナで亡くなった女優さんのニュースを見て不安に思えてきました。 手術の時期をずらした方がいいのでしょうか? もしそうであれば、次の予約の時にその旨を担当の先生にお話して聞いてみようかと思うのですが…。
相談日:2020/04/23
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この相談者が感じている症状
新型コロナウイルス(新型肺炎)この相談の目的
セカンドオピニオン
処置、対処法が分からない
手術の時期について
女性・41歳
身長 158cm・体重 85kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前
この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答
最寄りの医療機関を受診しましょう
消化器内科(胃腸内科)医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 感染症内科
子宮腺筋症は、子宮内膜によく似た組織が子宮の筋層内にできてしまう病気です。子宮内膜症の場合は子宮以外の場所に組織ができますが、子宮腺筋症は子宮にできるという違いがあります。 また、子宮腺筋症は、子宮筋腫とも似ているところがあります。筋腫の場合はこぶができますが、腺筋症の場合はこぶは見られず、子宮全体が大きく固くなっていきます。なかには紛らわしいものもあり、摘出してはじめて子宮腺筋症と診断されることもあります。 子宮筋腫や子宮内膜症と合併していることも多い病気です。 生理痛、過多月経、過多月経に伴う貧血がおもな症状です。一般に、生理痛は子宮内膜症よりも強く、過多月経は子宮筋腫よりも重症です。息切れ、倦怠感などの貧血症状も強くでる傾向があります。進行とともに症状は激しさを増します。 子宮が大きくなると膀胱、腸などの周囲の臓器や神経を圧迫して、生理のとき以外でもおなかや腰が痛むようになります。また、排尿痛、排便痛、性交痛が生じ、不妊の原因になることもあります。30代以上の女性に多く、婦人科での治療が必要です。 症状が軽い場合には、鎮痛薬などを使いながら経過を観察します。初期のうちは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌を抑えるホルモン療法を行います。 症状が重い場合は、手術療法となります。子宮腺筋症は病巣が子宮全体に広がっていることが多いため、子宮の全摘出が最も有効な治療法となります。 子宮筋腫や子宮内膜症と同様、その人の年齢、症状の程度、出産の希望に合わせて治療法が選ばれます。 悪性疾患ではないので、術後に免疫が下がることも余りありませんが、下がらないとも言い切れません。症状が落ち着いているのであれば、延期が推奨されます。痛みでどうにもならないと言うことであれば、手術を受けることをお勧めします。
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推奨診療科と医療機関タイプ
婦人科特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
2件目の回答
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科, 皮膚科
お気持ちは、十分にわかります。 ですが、だれでも、延期できる手術は先延ばしをしたいという希望者も少なくないと思いますので、婦人科は、手術可能な医療機関自体が少なくなっており、手術の予定も、多いのではないかと思います。 延期を希望されて、ご自分の希望する日時よりも、かなり先になってしまい、子宮腺筋症の重い症状が出ないか だと思います。 まや今回、大きく報道されている女優さんは、乳がんの治療直後のようなので、良性の疾患での手術とは、重症度が違うと思います。
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可能性のある病気
子宮腺筋症
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状
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