背中の痛みと倦怠感

50歳・女性の健康相談

3-4日前から背中の痛さ、倦怠感があり日に日に背中の痛みが増し、起き上がるのもしんどいです。手足の冷え寒気もあります。体のほてる感じもあるのですが、熱は36度台の熱しかありません。

他に喉のイガイガ、息苦しさ、胸の痛み、肋骨辺りが痛みます。
今コロナが流行っているので、病院を受診するのも躊躇してしまいます。
もしかして倦怠感が強いのでコロナではないかという不安にもなっています。
相談日:2020/04/11

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

市販薬アリナミンプラス

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 0
女性・50歳
身長 159cm・体重 50kg
食欲:ある
顔色:黄色い
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、4名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で疑われるのは風邪などの感冒を考えます。背部の筋肉痛はその影響かもしれません。

方針としてはまだ軽症に該当しますので、自宅療養として十分な栄養と睡眠をおとりになることをお勧めいたします。発熱等があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いでしょう。

相談者様が心配になる気持ちもよく分かりますが、現在は医療機関に受診されることで逆にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。ですのでこれを避けるためにも、できれば自宅療養頂くことをお勧めいたします。(呼吸苦や痛みがさらに酷くなれば発熱がなくとも即、医療機関へ受診で良いでしょう。)
もちろん現時点での相談者様のコロナウイルス感染の可能性は否定できません。最近のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。こういった場合にはその後の方針は自宅待機が基本になってきます。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省のwebをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。病院には新型コロナウイルス感染症を疑うような、4日以上の発熱の患者さんがたくさん来ておられます、さらに患者さんの対応をし続けている医療スタッフもいます。この中で誰が感染していてもおかしくない状態だと思って頂いた方が良いでしょう。つまり現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。

どうしても医療機関を受診しなければならない場合は手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。
ご参考になれば幸いです

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

感冒

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:循環器内科, 心療内科

直接診察をしていませんので断定はできませんが、全身各種身体症状を認めていますうえに、「気が滅入る・憂鬱である、不安が強い、ストレスを感じる、イライラする、注意力がない」などの各種精神症状を認めていますことから、また「3,4日前から背中の痛さ,倦怠感があり日に日に背中の痛みが増し,起き上がるのもしんどいです。手足の冷え寒気もあります。体のほてる感じもあるのですが、熱は36度台の熱しかありません。他に,喉のイガイガ,息苦しさ,胸の痛み、肋骨辺りが痛みます。今コロナがあるので,病院を受診するのも考えています。もしかして倦怠感が強いのでコロナではないかという不安にもなっています。」と詳細に記載されています症状や状況から推察をさせていただきますと、これらの原因は精神的に病的な状態に落ち込んでいる可能性が強く疑われます。
考えられる病名を知りたいについては、不安神経症、うつ病あるいはうつ状態などの精神科疾患に伴う身体表現性障害である可能性が強く疑われます。
処置、対処法を知りたいについては、自分自身の頑張りや我慢によって改善する可能性は低く、むしろ逆に精神ストレスによって悪化を来してしまう可能性が高いと思われますので、改善のためには病院受診が唯一の方法だと思われます。
そのため、病院受診の必要性を知りたいについては、極めて高いと思われます。
精神科専門医によるカウンセリングならびに薬物療法を考慮していただくべきだと思いますので、お近くの精神科あるいは心療内科を受診されることを強くおすすめします。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

うつ状態 うつ病 身体表現性障害 不安障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科)

質問、有難うございます。
残念ながら、現在の日本の状況では、発熱が無い状況でも「コロナウイルス感染」の可能性は残ると考えます。
御本人も同様です。
ゆえに、コロナウイルス感染を疑い、病院受診を指示したいところですが、正直、受け入れてくれる病院が有るかも気になります。

現状は「帰国者・接触者相談センターに相談して、その指示に従うこと」が関の山に思います。
もし、コロナウイルス感染は否定的として「普通に(制限なく)受診して構わない」といった話なら、詳しく検査して頂く事も含めて、近くの医療機関に相談することをお勧めします。
その際に胸部CT検査も受けて、肺炎像の有無を確認して頂くと良いと思います。
あまり褒められた話ではないかも知れませんが、肺炎像が見つかれば、「コロナウイルス感染の可能性あり」として、御本人もコロナウイルス感染の有無を判断する検査が受けられると思います。

なお、受診すべきは大き目の医療機関(総合病院など)で、受診すべき科は内科・呼吸器内科・耳鼻咽喉科と考えます。
コロナウイルス感染の可能性を初めから考えるか否かは医療サイドの問題なので、御本人は(相談センターの指示に従い)普通に受診すればよいです。

回答は以上です。
他に疑問がありましたら、気軽に相談してください。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

胸膜炎 肺炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科, 皮膚科

それは、ご心配ですね。
確かに、新型コロナウイルス感染症の感染でも、発熱が見られない場合もありえます。
ですが、過去に尿管結石をされていますので、腎結石、腎盂腎炎などでの腰背部痛や倦怠感の可能性があると思います。
内科のクリニックであれば、今日も受診が可能ですので、血液検査などをしていただき、白血球数の上昇や、炎症反応の上昇があれば、抗生剤の内服治療や、腎結石が確認されれば、点滴治療などもされるかもしれません。
上気道の症状や味覚や嗅覚の異常などがないので、今の時点では、新型コロナウイルス感染症の感染の可能性としては、少ないかと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 泌尿器科

可能性のある病気

腰殿部痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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