睡眠薬無しでは、寝られなくなりました、睡眠薬を飲まないと不安感が襲ってきます。この先睡眠薬を無しで寝れる様になりましでしょうか?

42歳・男性の健康相談

3月の後半あたりから、色々ありまして
不安感が1日中続く状態になって、自宅近くの心療内科クリニックに行きました!ミルダタピンを飲んでからは、若干ですけど効いています。睡眠の方はグッスリ寝れた感はあんまりありませ。
薬の方は1ヶ月分だしてもらっています。ですが
仕事が不規則である為(夜勤)薬が1ヶ月間持ちません。1日に2回睡眠薬・ミルダタピンを飲む日もあります。あまり良くはないでしょうか?
相談日:2019/06/25

この相談者が服用している薬

ミルダタピン・エバミール・サプリメントでセントジョーンズワート

この相談の目的

セカンドオピニオン
男性・42歳
身長 162cm・体重 60kg
相談時の体温:37℃
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

「気が滅入る・憂鬱である、 気分が異常に高揚している」というご記載が間違いでなければ、双極性障害の疑いが否定できないと思います。
双極性障害の治療には、原則的に、抗うつ剤を使用しません。
抗うつ剤が使用されると、躁転やうつ相の遷延化、躁うつ混合状態が生じやすくなり、自殺企図や暴力等の行動化があおられることがあるとされています。

抗うつ剤のミルタザピンで不眠は多少改善しても、トータルな病状は不安定になっておられるかもしれません。

で、不眠についてですが…
厚労省の睡眠障害治療ガイドラインによれば、睡眠は網膜が朝に日光の明るさを感知して体内時計がリセットされると、15時間程度のちに睡眠要求が生ずるとされます。
日中は活動を心がけ、昼寝はせず、しても30分以内としてください。

睡眠専門の生理学者によると、午前1時に熟睡しているのが理想とされます。
そのためには、11時以前には就寝される要があります。
たとえば、午後11時に休まれるのであれば、起床後もカーテンを開けずに過ごし、午前8時に開けて日の光を浴びて下さい。
また、仮に眠れなくとも、部屋を暗くして、じっとして体を休めれば睡眠の効果の8割は取れるそうです。

カーテンを開けて陽光を浴びるタイミング、その15時間後の就寝のタイミングをまずは調整してみてください。
使用されるなら、そのタイミングで眠剤を使用してください。
しんぼう強く続けていただくと眠れるようになってくると思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

不眠症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答

ご相談、ありがとうございます。産業医、睡眠学会・精神科専門医です。ミルダタピンは、睡眠へ良い影響のある抗うつ薬ですが、頓服で用いる薬剤ではありませんので、増量(1日45mgまで可)に関しては、主治医へ、定期薬として、ご相談ください。質問文の内容を見るだけでも、残念ながら、1)過労による睡眠不足症候群(寝る時間がない)、2)交代勤務型睡眠覚醒リズム障害(日勤・夜勤の時間帯が一定でないために生じる睡眠障害)、3)過剰な不安緊張感(職場環境や、うつ状態の動揺を含む)などに対する是正が図れないと、「薬剤だけでは、良い睡眠の確保が困難」です。これらの説明がなく、漫然と薬剤だけ投与している医師なら、主治医側に問題があります。逆に、主治医より説明があるのに、治療遵守が不良の場合は、患者側の問題ですので、現実問題を先送りせずに、前記の1)から3)の改善を図ってください。以上の知識を踏まえた上で、主治医へ治らぬ理由と、今後の対応を質問し、納得できれば治療継続、不満ならセカンド・オピニオンか、転医(通常は、紹介状をもらって、高度医療機関の精神科・睡眠外来等へ)を、ご検討ください。お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

精神科 臨床検査科

可能性のある病気

非器質性睡眠・覚醒スケジュール障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:小児科, 精神科・神経科, 心療内科, 皮膚科

ミルタザピンは抗うつ剤であり、眠気は副作用と考えられてます。その薬で効果があるのであれば、抑うつによる睡眠障害であると思います。
睡眠リズムが崩れていて、睡眠前に飲むと言うのは好ましくないと思います。
サプリメントのセントジョーンズワートとの相互作用もあり、組み合わせも好ましくないと思います。
睡眠リズムが崩れている場合は自然の眠りを取り戻すのは難しいと思います。生活リズム安定が薬も辞めれる治療だと思います。
難しいことかと思いますが、そこまでご考慮頂いた方が良いかと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

精神科

可能性のある病気

うつ状態 睡眠障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

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参考とするWebサイト:
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