これは病気ですか?ただの甘えでしょうか?

24歳・女性の健康相談

毎日日付が変わるまで仕事をしていて、休日出勤も多く、プライベートも関係なく仕事の電話が鳴り、心も体も限界です。強くストレスもかから仕事なので一刻も早く退社したいのですが、自分が病気なのかもわからず、それを証明するものがありません。
毎日胸が気持ち悪く、歩いてるだけなのに勝手に涙が溢れてきたり、朝起きたとき、休みの日でも身体が金縛りにあったように動かないです。誰とも喋りたくなくなりましたし、常にピリピリしているか泣いているかのどちらかです。毎日寝るか仕事してるかのどちらかです。助けてください
相談日:2019/05/06

この相談者が感じている症状

気が滅入る・憂鬱である

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

なし

この相談の目的

受診の必要性が分からない 処置、対処法が分からない
女性・24歳
身長 168cm・体重 65kg
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

それは、それは…われわれも絶句するほどの、それ以上ないようなストレスに曝されておられるようです。
証明の必要もないほどあきらかな、ストレス因性の抑うつ反応をきたしておられます。
可及的早期に、心療内科、精神科にご相談なさり、休養を要する診断書を作成して、職場に提出されるべきでしょう。

うつ状態では、沈静と抑制のセロトニン系と賦活と興奮のノルアドレナリン系神経系の活動が停滞しているとされます。
この両者が微妙に入り混じってうつ状態をもたらします。

現在の状態は前者のタイプで、沈静と抑制のセロトニン系神経系が、もっぱら停滞していると考えられます。
そのため、些細なことに不安が増大し、その不安が自律神経を介してさまざまな身体反応を生じているようです。
また、悲哀の感情も抑制できず、感情が不安定で、意欲も失われているのでしょう。

このような事態の第一選択は、休養です。
前述したように、心療内科、精神科にご相談なさるとよいと思います。

薬剤的には、セロトニン系に特異的に作用し、不安に強い効果のある、レクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤が良いでしょう。
それと、その効果を増強し、深層意識にも作用する、エビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されると根治の期待もできます。

ただ、心療内科、精神科は予約制のところが多く、すぐに受診できないところが、ほとんどです。
最寄の保健所に相談され、すぐに受診できる病院を紹介してもらうと良いでしょう。

それまでの間は、以下の方法で、対処してください。

不安や症状を感じたら、人差し指から小指で眼球を軽く圧迫しみててください。
そして、静かに呼吸して(深呼吸はしないでください、逆効果です、自然にゆっくりと楽になさってください)、吸気と呼気を一つひとつ、ゆったりとなさりそれに意識を向けてみてください。
睡眠時など横になれる環境なら、絞った濡れタオルなどを目の上に置くのも良いかもしれません。

眼球の奥の、自律神経の安らぎの神経系である副交感神経節が刺激されて、気持ちが落ち着きます。

これで不十分であれば、顎関節の付け根(ここにも副交感神経節があります)も圧迫すると効果的です。
人差し指から小指で眼球を、親指をスライドさせて顎関節の付け根の内側にいれて、そこを圧迫してみてください、作用が強化されます。

それと、この呼吸の呼気と吸気、一つひとつに注意を集中して、穏やかに静かに呼吸をすることは瞑想の応用ですが「無」の境地に近づけるとされます。
あくまでも、気合を入れず、体の力を抜いて穏やかになさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:循環器内科, 心療内科

あなたの甘えによるものではなく、精神的に病的な状態に落ち込んでいることが原因だと思われます。
病名はうつ病あるいはうつ状態と思われます。
処置や対処法を知りたいについては、自分の頑張りや我慢によって改善する可能性は低く、むしろ逆に精神ストレスにより悪化する可能性が高いと思われますので、病院受診が唯一の方法だと思われます。
そのため、受診の必要性を知りたいについては、極めて高いと思われます。
お近くの精神科あるいは心療内科を受診されることを強くお勧めします。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科

可能性のある病気

うつ病

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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