発熱。倦怠感や寒気、咳はない

18歳・男性の健康相談

土曜日の夜から37度前半の微熱があります。
一度熱が38度まで上がったのですが半日後には36°後半まで下がりました。
左胸にちょっとした違和感があります。
呼吸は20回に一回深呼吸をします
倦怠感、寒気、咳、味覚嗅覚障害、はありません。
食欲はあります。
でも少し胃もたれのような感じになります。
熱が下がらず不安です。
外出は近くのスーパーに買い物に行ったり、ランニングをした程度です。
ランニングも突然長距離を走ってしまいました。
夜更かしもあります。
身近な人にコロナウイルス感染者、濃厚接触者はいません。
コロナ感染がとても心配です。
よろしくお願いします
相談日:2020/05/05

相談者が特に気になっている症状

微熱がある

相談者が感じているその他の症状

感染症 新型コロナウイルス(新型肺炎)

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

解熱剤

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 原因が分からない
男性・18歳
身長 183cm・体重 67kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:2-3日前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状はとしては風邪などの感冒をきっかけに発症した胃腸炎だと思います。
症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあるのではないでしょうか。
相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。
おそらくは濃厚接触者にコロナウイルス感染の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は高い発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 消化器内科

可能性のある病気

胃腸炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 消化器外科(胃腸外科), こう門外科

この情報だけでは判断しかねますが、一般的な感冒やインフルエンザなどを疑います。文面内容からは、このままもう少し様子を見ても良いでしょう。市販の風邪薬やロキソニンなどの消炎鎮痛薬などで様子を見ても良いです。インフルエンザの場合は、発症から48時間以内でしたら、抗インフルエンザ薬が効果あります。しかし、日常生活に支障がない症状でしたら、検査をせずに自宅療養でもよいでしょう。新型コロナの可能性については、症状があるものからないものまであるので、完全には否定できないのが現状です。また、的確症状(35.7度の発熱が4日以上、インフルエンザなどの他の疾患が否定的、入院が必要な肺炎、咳や呼吸困難などの呼吸器症状、など)があれば、保健所を通して専門外来に受診し、PCR検査をするというのが現状です。それ以外の場合は、疑い例も含めて先ずは近くの医療機関に受診することになっています。受診の必要性は、日常生活に支障が出るかどうかで判断してよいですが、改善がなかったり悪化するようでしたら、先ずは近くの内科に受診をお勧めします。また、現在新型コロナの影響でオンライン診察が可能になっているので、受診する前に医療機関に電話で問い合わせても良いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科

可能性のある病気

感冒

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

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