胸に違和感と原因不明の微熱が続いている

25歳・男性の健康相談

・2~3週間程前から、微熱が続いている。36.5℃~37.5℃程度。(平熱は低めで35.5℃位)
・今週になってから日中に時々、鈍い胸の違和感がある。呼吸をする時が気になる。
 (時々、胸全体に軽く押さえられたような感覚)
・普段よりも日中に体がだるい、めまいがする、疲労を感じる(疲れがとれない)
・普段よりも軽い運動で息切れしやすい
・時々手足に関節(筋肉)痛やこりのようなものを感じる、肩こりがある
・寒気や咳はない(喉の痛みは軽い)

どれも鈍い症状で生活に支障をきたすレベルではないですが気になってしまいます。

調べてみると自律神経失調症の可能性があるとのことですが、
仕事柄上外回りで人との接点も多く特に新型コロナウイルスとの関連性が不安です。

状況が状況なので、最寄りのクリニックに行こうとも
迷惑にならないか、うつされないか心配です。受け入れてもらえるのでしょうか。
クリニックに行くまでの間、市販の薬を服用して様子見はできますでしょうか。
 
夜中ですがよろしくおねがいします。
相談日:2020/04/23

相談者が特に気になっている症状

微熱がある だるい・倦怠感がある 腹部全体が痛い

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診すべき診療科目が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない
男性・25歳
身長 164cm・体重 44kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

放射線科医師からの回答
その他の標榜診療科:消化器内科(胃腸内科)

新型コロナウイルスというのは、感冒症状、いわゆる風邪症状や肺炎症状を起こすウイルスです。最近報道されている、嗅覚異常や味覚異常というのも、これらの症状の一つとして説明可能な症状です。記載されている情報からは新型コロナウイルスに感染している可能性はそれほど高くはないと思います。感冒症状、いわゆる風邪症状ということでいいのではないかと思います。ただ、新型コロナウイルスに感染していても、ほとんど症状がない方というのもいます。ですので、新型コロナウイルスに感染している可能性が全くないわけではないとも思います。もし、身近な人に、新型コロナウイルスに感染した人がいるということであれば、あなたも感染していたとしても不思議ではないと思います。一方、もし、あなたが新型コロナウイルスに感染しているとしても、現状では、特効薬と呼べるような積極的な治療法というのはありません。PCR検査をやって陽性となったとしても、有効な治療法はありません。そうすると、治療の基本は、十分な休息をとって安静にしていること、十分な栄養を摂ることになります。幸いにも食欲はあるということですし、しっかりと栄養を摂るようにしてください。また、この時期は空気が乾燥しているので、加湿器を使うなどして、空気の乾燥を防ぐというのも大切です。市販の総合感冒薬を内服してもらってもいいと思います。

熱に関しては、37.5度程度までの熱というのは正常範囲内と考えてもいいような熱になります。また、通常、人の体温というのは、就寝後から起床時までは低く、起床後から徐々に上がり始めるという特徴があります。ですので、朝に低く、夜に高いというのは正常範囲内の変動ということにもなります。
おそらく、新型コロナウイルスを気にして熱を何度も測っているということだと思うのですが、それほど気にするようなものではないと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

仕事や新型コロナウィルス騒動を中心にストレスがうっ積されておられるのでしょう。

だれでもストレスや緊張があると、自律神経を介して心臓や呼吸に影響を与えてドキドキして呼吸も速くなりますが、その反応が、さまざまな臓器に生ずることがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経のことで、ヒトの臓器は脳も含めて、すべてこの神経系のバランスの元に作動しています。
ですから、ストレスからあらゆる身体症状、精神症状が再現されることがあります。
微熱も含めて、ご記載の症状はこの反応と考えられます、新型コロナの蓋然性は低いでしょう。

薬によらない、軽減法としては…

症状を感じたら、眼球を軽く圧迫して、静かに呼吸して、吸気と呼気を一つひとつ、ゆっくりと確認しながら、それに意識を向けてみてください。
ただ、深呼吸にはならないよう気をつけてください、逆効果です。
眼球の奥の、自律神経の安らぎの神経系である副交感神経節が刺激されて、気持ちが落ち着き、症状も軽減するでしょう。

ただ、安定した効果を得るためには薬剤療法が必要かもしれません。
第一選択薬は、不安に強い効果のあるレクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤です。
その効果を増強し、深層意識にも作用するエビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されると根治の期待もできます。

ためらわずに、心療内科、精神科に相談されるとよいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

自宅で安静にしていましょう

神経内科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科

症状からは自律神経失調症でも説明が出来そうです。多くはストレス性です。
現状、新型のコロナウイルス感染症を疑うような症状はありません。一応疑う目安としては、37.5度以上の発熱が4日以上続く場合、とされています。該当する場合は、保健所や帰国者・接触者相談センターに連絡してみると良いですよ。
とりあえずは、気分転換や適度な運動などしつつ様子を見ても良い印象です。それでも続くようであれば、まずは近所の内科を受診して血液検査や胸部レントゲン検査などしてもらうと良いです。おそらく異常がないと思いますし、それで安心できれば症状改善が期待できますし、検査をして異常がなくても症状が続くようであれば、精神科や心療内科受診も良いかもしれません。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 心療内科

可能性のある病気

自律神経失調症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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