気持ちの躁鬱が激しいです。

22歳・女性の健康相談

春からの新社会人です。
学生時代に精神を酷く病んでから明らかに情緒がおかしいです。当時よりは幾分か良くはなっている気がするのですが、躁鬱が激しく、酷い時は死を意識するほど落ち込んだり息苦しくなったり涙が止まらなくなります。逆に躁状態のときは異常なほど気持ちが昂り眠れなかったり仕事に集中できません。職場での人間関係は良好で勤務内容もそれほど過酷ではないとは思うのですが「行きたくない」「つらい」と毎日のように感じます。誰かといるときや好きなことをするときは比較的元気なので「甘えなのでは」という思いが拭えず中々精神科受診まで踏み込めません。また、精神科受診歴があると保険が通りにくいと聞いて最も症状が酷かった学生時代も受診を避けていました。ですが、このままではあまりに生きづらいです。長くなってしまいましたが、医療機関に頼るべき事案なのかどうか知りたくて質問しました。皆さんこういった気持ちの落ち込みはよくあることなのでしょうか?
相談日:2019/05/12

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない
女性・22歳
身長 154cm・体重 40kg
食欲:ある
顔色:青白い
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、2名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答

可能性としては、「双極性感情障害(躁うつ病)」が疑われます。一度、診断能力の確かな精神科を受診して、正しい診断と対処方法を熟知することは、貴方の人生にとって、有益と思われます。なお、最寄の精神科医療機関の場所は、ネット(例:精神科専門医)で調べるか、役所・保健所・精神保健福祉センター等に、お問い合わせください。もし、双極性感情障害(躁うつ病)の場合、治療は、気分安定薬を主体とした薬物療法を主体に、うつ病相では心身の休養、躁病相では自制、病相に関わらず、不眠・過労を避け、規則正しい朝型生活で気分変動を抑制することが大切です。社会適応は、軽躁病相を自分と実力と誤認せず、軽うつ病相でこなせる位のストレス強度で生活されると、比較的安定される場合が多いです(小康状態でも、正常5割、軽うつ4割、軽躁1割で揺れることが多い。)。あと、精神疾患で認定されれば、民間保険より、福祉サービスが有利に受けられるので、得をすることの方が多いです(詳細は、お役所の福祉担当窓口や、精神科医療機関へ、お尋ねください。)。

推奨診療科と医療機関タイプ

精神科

可能性のある病気

双極性感情障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

ご記載を拝見しただけでも、明らかに、「悲観的念慮を伴う低活動状態」と定義されるうつ相と「爽快気分を伴う多弁・多動状態」の躁相の2つの相の存在が認められます。
双極性障害の診断で間違いないと思われます。

この状態は、理性的努力や考え方を変えるといった対応で制御できる「気分の変動」を超えています。
ご記載ほどの気分の波は、病的要因なしにはありえませんし、もちろん甘えであろうはずがありません。

対応は、感情安定化薬による気分の変動の抑制です。
心療内科、精神科を受診され、ご相談なさるとよいと思います。

なお、抗うつ剤は躁転やうつ相の遷延化、躁うつ混合状態が生じやすくなり、自殺企図や暴力等の行動化があおられることがあるとされますし、ベンゾジアゼピン系抗不安薬は行動化をあおったり気分の変動をもたらすことがありますから、原則的に使用されません、その点ご注意ください。

推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

医療Q&Aなびでは、病院なび医療相談サービスに一般の皆様から寄せられた健康・医療に関する相談に、医師が回答した内容をコンテンツとして公開しています。医師が適切な回答を提供できるよう取り組んでおりますが、公開されている内容は相談者からインターネット経由で寄せられた内容のみに基づき医師が回答した一事例です。
 通常の診察で行われるような、相談者の感じている症状・状態の詳細の聞き取りや観察などのコミュニケーションに基づく正式な診断ではなく、あくまで「一般的な医学的情報」を提供しています。 あなた自身について気になる症状がありましたら、当サービスのコンテンツのみで判断せず、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
 なお、当サービスによって生じた如何なる損害につきましても、運営元である株式会社eヘルスケアはその賠償の責任を一切負わないものとします。