胸の痒み、背中の痒み、目眩です。

40歳・女性の健康相談

スギ、花粉にアレルギーがあり、
鼻の奥の痒み、耳の痒み痛み、2週間前に回転性目眩が出て耳鼻科に確認多分良性のもの(耳石)
回転性の目眩は軽減、
5日前から耳の圧迫感とふわふわする目眩、
鼻の奥の違和感痒み
咳をすると胸の痒み、
背中も痒みがあります
痰は軽く、血の味
熱は1度も出ていません。
熱が無くてもコロナの可能性があると聞き不安です。宜しくお願い致します。


相談日:2020/05/09

相談者が特に気になっている症状

ふらふら揺れるようなめまい 鼻がかゆい 胸がかゆい

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

フェキソナジン(アレグラ) ピルヤーズ 
タケキャブ

この相談の目的

受診の必要性が分からない セカンドオピニオン 処置、対処法が分からない
女性・40歳
身長 166cm・体重 53kg
相談時の体温:36℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

アレルギー性鼻炎と回転性のめまいです。症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあるのではないでしょうか。

相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。
おそらくは濃厚接触者にコロナウイルス感染の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は高い発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。ニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

アレルギー性鼻炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

いただいた内容の症状、ならびに治療の経過から考えると、もともとスギ花粉症(アレルギー性鼻炎)があり、フェキソフェナジンを服用しているのですね。
「鼻の奥の痒み、耳の痒み痛み、鼻の奥の違和感痒み、咳をすると胸の痒み、背中も痒みがあります」これらはアレルギー性鼻炎に伴う症状と考えて矛盾しないように思います。
「回転性の目眩は軽減、5日前から耳の圧迫感とふわふわする目眩」こちらは耳石からくるものでしょう。これらについては、おかかりの耳鼻咽喉科クリニックを受診して、もう一度よく診てもらうことをおすすめします。
新型コロナウィルス感染症については、連日テレビやインターネットニュース、新聞を含めて、さまざまな報道がなされています。また東京都や大阪府、その近郊府県に発令された緊急事態宣言は、先日日本全国にひろがって発令されました。またさらにそれが5月末まで延長されました。外出禁止や休業要請なども多く日常の生活が制限されていることもあり、さぞご心配なこととお察しいたします。いただいた内容の症状からは、新型コロナウィルス感染症を疑うものではありません。ご安心ください。最近は、クリニックや病院を含む多くの医療機関で、新型コロナウィルス感染症に対する院内感染に細心の注意を払っています。そのため、患者さんの受診について、とてもナーバスになっている医療機関もあると聞いています。耳鼻咽喉科クリニックに、事前に電話で連絡をいれて、受診について相談しておくとスムーズかと思います。
以下をご参考までにご覧下さい。
新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について(R02.3.22-厚生労働省)
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)(R02.04.08-厚生労働省)

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

アレルギー 鼻炎 そう痒

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

大変ご心配されている様ですが、元々のアレルギー性鼻炎に関連した症状ではないかと思われます。新型コロナ感染は完全には否定はできませんが、現時点では考えにくいと思います。現状では内服を継続して自宅での経過観察が最善かと思いますが、症状が悪化したりさらに長引く様なら、アレルギーの投薬の変更をかかりつけの医療機関で相談をしてみてはいかがでしょうか。

推奨診療科と医療機関タイプ

アレルギー科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

アレルギー性鼻炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

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