風邪を引いたあと胸(肋骨あたり)が痛みます

41歳・男性の健康相談

一ヶ月程前から喉の痛み(違和感)と胸の痛みがありました。今まで風邪を引いても胸が痛んだことはなかったので、病院に行きたかったのですが、コロナのこともあり、どうすれば良いか悩んでいるうちに一ヶ月が経ってしまいました。熱はほぼ36.5度で2日間程37.0度の微熱がありました。胸の痛みは肋骨の辺りで肋骨でも特に脇腹側が痛みます。心臓の辺りも痛みがあります。先週から関節の痛みもあり、膝と肩が特に痛いです。電子タバコのみ吸っています。病院に行った方が良いでしょうか?
相談日:2020/04/30

相談者が特に気になっている症状

胸が痛い 膝が痛い

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

目薬

この相談の目的

受診の必要性が分からない 受診すべき診療科目が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない 大きな病院にいくべきなのか分からない
男性・41歳
身長 168cm・体重 60kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

内科医師からの回答

ご質問ありがとうございます。ご相談内容、拝見いたしました。 おからだがご不調の様子、ご心配のことでしょう。記載いただいた情報で考える限り、風邪が疑われますが、新型コロナウイルス感染症は発熱、一般の風邪症状や頭痛、下痢、結膜炎、味覚障害、嗅覚障害を呈することもあり、その可能性は否定はできないところながら、現時点では検査も簡単には出来ない状況であり、診断自体が難しいところです。呼吸困難といった入院を要する症状ががないのであれば、現状では治療法も確立しておりませんので、基本的には経過観察しかありません(何らかのウィルス性の感染症という前提で、もし服薬されるなら、麻黄湯(汗が出ていない時期に開始)や桂枝湯(汗が出てしまっている時期に開始)が頻用されます。ネットでも購入できます)。手洗い、マスク着用などをしていただいて周囲にうつさないように生活してください。外出や出勤、登校はやめましょう。もちろん、今後、呼吸困難などがあれば帰国者・濃厚接触者相談窓口に連絡して、受診先の病院をどこにするかなどの指示を仰いでください。 ただし、相談センターも人手が限られておりますので、重症でなければ、お電話も極力、控えてください。また、医療機関を受診される場合も、くれぐれも事前連絡なしに受診することは厳に慎んでください。 風邪であった場合もウィルス感染症であり、特効薬と呼べるレベルの治療薬はありません(風邪薬も市販のものと病院処方のもので効果に大差ありませんし、風邪薬を早く飲んだからといって治りが早くなるということも科学的には立証されていません)で、現実的には時間が薬というところです。それでも、一般的な「風邪」で薬物治療をするとすれば、高熱で辛ければ解熱剤、咳が止まらなくて辛ければ咳止め、などの「症状」を抑える対症療法しかありません。十分な栄養と水分補給、静養により自己免疫力を高めて治すのが一番です。 抗生剤も無効ですが、上記のような解熱鎮痛剤などの治療薬(市販もされています)をご希望でしたら、お近くの内科クリニックを受診されてもいいですが、医療機関でコロナウィルスをうつされるリスクもありますので、自宅で安静が無難だと思います。受診されるなら必ず事前で電話をしてから受診ください。なお、抗生剤は使えば使うほど効かなくなります(耐性菌ができてしまいます)。抗生剤は本来、細菌感染症に限って使用すべきものですが、風邪やインフルエンザなどウィルス感染症でも処方されることが少なくありません。抗生剤を濫用すると耐性菌が出来てしまって、肝心な時に薬が効かない状況になりかねません。あるいは、細菌感染症であっても効果の乏しい抗生剤を悪気なく、処方してしまう医師もいます。この場合も、やはり、耐性菌を生むことになってしまいます。耐性菌は家庭内を含めて、ヒトからヒトに伝播するので、社会的な問題にもなっております。特に、抵抗力の弱い、子供さんやお年寄りには由々しき問題です。そういった方で耐性菌による感染症が生じてしまうと、菌を叩く抗生剤が無いという状況にもなりかねません。 安易に抗生剤を処方する医師への受診は避けることをお勧めします。
なお、喫煙は百害あって一利なしです。コロナウィルスにかかった場合でも重症化しやすいと報告されています。タバコを吸いつづけながら、体調を回復させるのは無理があると思います。 タバコを続ければ、将来的には癌や脳卒中、心筋梗塞、COPD(慢性閉塞性肺疾患:肺が破壊されて酸素を吸って生活しないといけなくなります)だけでなく認知症の原因にもなり得ます。 すぐに禁煙してください。お近くの、通いやすい禁煙外来を受診されてもいいでしょう。 ちなみに、タバコの本数を減らすことや軽いタバコにする、電子タバコにするということも無意味です。 残念ながら完全に禁煙しないと病気のリスクは減りません。 また、タバコを吸うと気持ちが落ち着くという意見もありますが、実際はニコチン依存によって、脳がニコチンの補給なしには正常に働かない状況になっています。ニコチンが切れてくると「ニコチンが欲しい」と脳が訴え、イライラしたり落ち着きがなくなったりします。そのため、次のタバコ(ニコチン)を吸うまで、ニコチン切れのストレスと戦うことになります。つまりは、タバコがイライラを強めている訳です。また、がん検診の対象年齢でいらっしゃる場合は自治体の案内通りにがん検診を受けてください。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 感染症内科

可能性のある病気

微熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: https://www.google.co.jp/amp/s/www.yomiuri.co.jp/national/20200409-OYT1T50236/amp/

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:消化器内科(胃腸内科)

胸の痛みや、手足の痛みのようでお困りですね。
新型コロナウイルス感染のご心配についてですが、37.5℃以上の発熱が4日間以上続くことが、新型コロナウイルス感染を疑う目安とされていることや、一か月と長い経過であることからも、現状では新型コロナウイルス感染の可能性は、ほとんど無いのではないかと思います。もちろん、診察の出来ないネット相談で断言はできませんが、発熱もはっきりせず、咳などの呼吸器系の症状も無いようなので、肺の病気では無さそうに思えます。持続的な痛みで、狭心症などの症状とは明らかに異なりそうなのですが、電子タバコのようですが、以前は習慣的に喫煙されて来たなら、40歳代の男性ですから、まさかの心臓の病気は念のために、内科で調べてもらっても良いかも知れません。しかし、おそらくは内科的な病気ではなく、筋肉や骨の病気などの整形外科的な病気では無いかと思います。
ただ、手足まで痛みが出てきているとなると、全身の多関節痛となりますし、まれな関節リウマチなどに類する膠原病のような状態の懸念が無いとは言えませんから、まずは整形外科クリニックなどを受診して、よく診てもらってください。内科的な病気の関与も疑われるようなら、他院への紹介も頂けると思います。よく診てもらってください。
お大事にどうぞ。早く良くなりますように。・・どのようなご病気だったか、どのような治療を受けられたか、フォローアップアンケートにお答えいただくと、今後の参考になりますので、よろしければ、後日のアンケートにてのご連絡をお待ちしております。

推奨診療科と医療機関タイプ

整形外科

可能性のある病気

関節痛

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

眼科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, リハビリテーション科

ご質問内容拝見いたしました。ご心情お察しいたします。お話しの内容から、
一ヶ月程前から喉の痛み(違和感)と胸の痛みがありました。今まで風邪を引いても胸が痛んだことはなかったので、病院に行きたかったのですが、コロナのこともあり、どうすれば良いか悩んでいるうちに一ヶ月が経ってしまいました。熱はほぼ36.5度で2日間程37.0度の微熱がありました。胸の痛みは肋骨の辺りで肋骨でも特に脇腹側が痛みます。心臓の辺りも痛みがあります。先週から関節の痛みもあり、膝と肩が特に痛いです。電子タバコのみ吸っています。病院に行った方が良いでしょうか?
とのことですね。この場合には、まず、耳鼻咽喉科の先生の受診をお勧めいたします。厚生労働省の新型コロナの基準には該当しませんが、新型コロナも否定はできません。ただ、喉の付近の精査が必要だと思いますので、まず、耳鼻咽喉科の先生の受診をお勧めいたします。ご不安でしょうが、お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
この相談と関連する他の症状

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