微熱36.4-37.4度の微熱が10日程度、続いています。2、3日前にのどに刺すような痛みがありましたが、今は唾を飲み込む際の違和感と声のかすれが少しある状態です。
昨日、内科を受診しましたが、この時期のため、触診はなく、ヒアリングと酸素飽和度98により、風邪との判断を受けました。しばらく様子を見ていくしかないのでしょうか。また現状ではPCR検査も受けられないのでしょうか。

相談者が特に気になっている症状

相談者が感じているその他の症状

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

新型コロナウイルスというのは、感冒症状、いわゆる風邪症状や肺炎症状を起こすウイルスです。最近報道されている、嗅覚異常や味覚異常というのも、これらの症状の一つとして説明可能な症状です。記載されている情報からは新型コロナウイルスに感染している可能性はそれほど高くはないと思います。感冒症状、いわゆる風邪症状ということいいのではないかと思います。ただ、新型コロナウイルスに感染していても、ほとんど症状がない方というのもいます。ですので、新型コロナウイルスに感染している可能性が全くないわけではないとも思います。もし、身近な人に、新型コロナウイルスに感染した人がいるということであれば、あなたも感染していたとしても不思議ではないと思います。一方、もし、あなたが新型コロナウイルスに感染しているとしても、現状では、特効薬と呼べるような積極的な治療法というのはありません。PCR検査をやって陽性となったとしても、有効な治療法はありません。そうすると、治療の基本は、十分な休息をとって安静にしていること、十分な栄養を摂ることになります。幸いにも食欲はあるということですし、しっかりと栄養を摂るようにしてください。また、この時期は空気が乾燥しているので、加湿器を使うなどして、空気の乾燥を防ぐというのも大切です。市販の総合感冒薬を内服してもらってもいいと思います。

熱に関しては、37.5度程度までの熱というのは正常範囲内と考えてもいいような熱になります。また、通常、人の体温というのは、就寝後から起床時までは低く、起床後から徐々に上がり始めるという特徴があります。ですので、朝に低く、夜に高いというのは正常範囲内の変動ということにもなります。
おそらく、新型コロナウイルスを気にして熱を何度も測っているということだと思うのですが、それほど気にするようなものではないと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

可能性のある病気

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

ご記載頂いた身体のデーターとお困りなご相談内容を拝読させて頂きました。年齢は50歳代とまだお若く身長体重からは肥満体型ではなく標準のお身体であり、高血圧や糖尿病などの基礎疾患は無く飲酒や喫煙の無い健康的な生活ですね。

昨今はコロナウイルスのよる新型肺炎で対象法を間違えると、あたかも犯罪者のような扱いでマスコミ報道されたりします。また表に出なくてもお仕事関係や周囲かたの視線が変わり、大変つらい思いをなさる方もいらっしゃいます。なのでご自身で身の振り方をお決めになるのではなく、公共の機関にお問い合わせ頂くのが良いです。

まず受診した内科の先生の対応ですが、これは医師として今できる対応を十分に試行しておられ風邪の診断で問題は無いです。ただもし新型ウイルスの重複感染があるとまずいので、必ず公共機関にTELして下さい。

お住まいの地域や地方と都市部で対応が違いますが、まずは地域の役所や保健所に連絡をしてください。PCR検査の適応や順番などについては1日で通達が変わる可能性もあり、最新の方向性に基ついたお勧めの対応についてTELで説明があります。

ご自宅では内科の先生から処方された内服薬をお飲み頂き、脱水が怖いので水分はこまめに摂取して下さい。

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確かに継続して微熱があり、喉の痛みもあるということですが、その症状だけでコロナウイルス（covid-19)感染症ということは断言できないです。勿論逆に特異的な症状があるわけではありませんので、否定もできないということになってしまいますが。ただ、現時点で症状が軽度の発熱と喉の痛みだけということですので、積極的に行う治療というものも現時点では存在しません。基本的な事項、自宅での安静、痛みに対しての痛み止めの内服（市販薬だとペラックTや、ロキソニンでもイブでもいい←WHOでの有害性についての発表は撤回されていますーでしょう）、水分摂取、加湿、マスク着用手洗い励行、不必要な外出を避ける、などをとって頂くことになるでしょう。少なくとも優先的にPCR検査を受けられるような症状ではないと考えます。今後、呼吸困難感などが増強してくるようであれば、保健所や帰国者接触者相談窓口に連絡していただいて対応を仰いでください。個人の判断で受診しても診察自体断られる可能性があります。

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結論から言いますと、現況ではPCR検査の対象にはなりません。
37.5度以上の発熱が４日以上、強い倦怠感、味覚・嗅覚障害、息苦しさなどがあると検査対象になる可能性があります。この場合は保健所へ電話でお問い合わせください。
まずは、内科で処方されて薬を飲んで、体温測定を１日２～３回して様子をみるのが良いでしょう。感染対策は、引き続きしっかりなさってください。

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