中々治らない喉の痛み、咳、痰と寝起きの唾に血。

31歳・女性の健康相談

4/1朝起きると喉の痛みがあり、静養しようと夕方2〜3時間就寝後、起きると身体の火照りがあったので熱を測ると37.4度。
コロナウイルスが怖くて帰国者センターに相談し、案内されて掛かりつけの産婦人科に掛かる。
37.4度の15分後、産婦人科で測った頃は既に36.8度に下がる。
平熱は元々35度台でしたが1年前から36.8度辺りになった。
処方された葛根湯を1週間服用、一時落ち着いたが9日、寝起きに喉に鼻水か痰が詰まってる感覚とまた37.4度出るもまた30分後くらいに測ると36.8度。
同日呼吸器科を受診。酸素量98%、血液検査異常なし、肺レントゲン異常なし。
咳止めシロップとアンブロキソール塩酸塩錠をもらい、5日?1週間服用。
13日、咳が出て14日に強めの喉の痛み。
落ち着くがまた23日、朝起きると痛みは感じないが喉のイガイガが強い。
継続で25日、咳が出だし、急な声枯れ。
27日になり黄緑色の痰が出だす。
同日また同じ呼吸器科に行くも酸素量97%、血液検査異常なしで今回は肺レントゲンは撮らず。
それから今日まで喉の痛みと痰と咳が続き、今朝寝起きに痰が出たので吐くと唾液が血でした。
鮮血ではなくピンク色ですが唾液に血が混じるというよりも口の中が少し血だらけだったかのような量で、3回唾液を吐くも3回ともその状態でした。
あと、痰と言うより膿に近いと思いますがかなり粘度の高い痰のようなものも今朝少量出ました。
喉に張り付いてほとんど出て来ません。
慌てて口をゆすいだ後は出血なしです。
あと不安で過呼吸?がよく出るので息苦しさが常にあり、酷い時は救急車を呼ぼうかと思う程呼吸困難になるのを繰り返しています。
今月頭からずっと喉や咳など繰り返している事、繰り返す呼吸困難などコロナや何かの肺炎等がないか不安です。
出血も何かの可能性はありますか?
相談日:2020/04/30

相談者が特に気になっている症状

喉が乾く 血痰が出る 呼吸が苦しい

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

咳止めシロップ、アンブロキソール塩酸塩錠

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 原因が分からない
女性・31歳
身長 165cm・体重 65kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状はとしては咽頭炎や扁桃炎などの急性上気道炎に伴う血痰や咳だと思います。症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響があり、自律神経失調症や心身症を合併している可能性も疑います。

相談者様は37.5度以上の発熱や肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

急性上気道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

自宅で安静にしていましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

新型コロナウィルス感染症については、連日テレビやインターネットニュース、新聞を含めて、さまざまな報道がなされています。また東京都や大阪府、その近郊府県に発令された緊急事態宣言は、先日日本全国にひろがって発令されました。外出禁止や休業要請なども多く日常の生活が制限されていることもあり、さぞご心配なこととお察しいたします。いただいた内容の症状からは、新型コロナウィルス感染症を強く疑うものではありません。急性上気道炎の症状と考えて矛盾しないように思います。出血も大きな原因とは考えづらいと思います。新型コロナウィルス感染症には、特徴的な症状があまりなく、急性上気道炎との鑑別は困難とされています。最近は、クリニックや病院を含む多くの医療機関で、新型コロナウィルス感染症に対する院内感染に細心の注意を払っています。そのため、咳や微熱などの症状を含む、急性上気道炎の症状がある患者さんの受診について、とてもナーバスになっている医療機関もあると聞いています。ですので、今回の症状ですと、まずは自宅で安静になることをおすすめします。ご心配が強かったり、または症状が悪化がしたりで医療機関の受診をご希望であれば耳鼻咽喉科クリニックがよいでしょう。お目当ての医療機関がありましたら、事前に電話で連絡をいれて、受診について相談しておくとスムーズかと思います。
以下をご参考までにご覧下さい。
新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について(R02.3.22-厚生労働省)
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)(R02.04.08-厚生労働省)

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

不安障害

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

>喉の痛み
>喉に鼻水か痰が詰まってる感覚
>痰が出たので吐くと唾液が血

以上の症状から急性上咽頭炎を疑います。
耳鼻咽喉科でないと診断がつかない疾患ですがどこの耳鼻咽喉科でも診断をつけられるわけではありません。
ホームページを参考にして上咽頭炎の診断や治療に明るい耳鼻咽喉科を探してご相談下さい。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

上咽頭炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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