胸が痛み呼吸が苦しいです。
24歳・男性の健康相談
夜間に肩が火照り、体温が急激に上がる。寝汗がとにかく酷く、一晩で2回シャツを変えるほど。 朝や昼間は熱は収まり、平熱が続いている。左胸の痛み(左から真ん中。右はない)が1週間ほど前からあったが、昨日から特に呼吸が苦しくなり、喉と胸の圧迫感(閉塞感)がある。(しかし横にはなれる。)倦怠感まではいかないが、肩にダルさがある。お腹の調子がずっと悪く下痢便が続き、今は胃に不快感が残っている。(食べることはできる)。 コロナは別で、循環器系に何か問題があるのではないかと不安です。
この相談者が異常を感じている部位
この相談の目的
自宅で安静にしていましょう
呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)
現時点で考えられる病状は風邪などの感冒に伴う全身の筋肉痛と胃腸炎だと思います。 症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もあると考えます。 相談者様は37.5度以上の発熱はなく、肺炎を疑う症状もないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。 おそらくは濃厚接触者の方にコロナウイルス感染確定の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。 相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。 現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。 相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。 自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。 繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
泌尿器科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 腎臓内科, 糖尿病内科(代謝内科), アレルギー科
実際に拝見しておりませんので、あくまでも可能性の範囲ですが、自然気胸の可能性があると思います。 自然気胸とは、空気が肺の外側に溜まってしまう疾患で、レントゲンを撮ったら、すぐに判明します。 軽い場合は、安静になさっていたら自然回復する可能性もありますが、再発を繰り返しやすい疾患でもあります。 重症化した場合は、最悪、命を危険にさらすような事態にもなりかねない疾患でもありますので、油断は禁物です。 自然気胸以外では、胸膜炎や肋間神経痛などの可能性も考えられるかと思われます。 やはり、インターネットなどで探された上で、お近くの呼吸器内科の専門医にきちんと検査をしてもらわれたほうが安心かと思われます。 あと、 5分ほどの、安静時心電図ですと、計測時間が短いので、症状が出ておられる際に、必ずしも症状がでるとは限りませんので、 出来るならば、 小さな心電図計測器を24時間付けたままで計測するホルター心電図などで、検査なさったほうがいいかと思います。 あと、喫煙、カフェイン、アルコール、ニコチンは、自律神経を刺激し、血圧を変化させて脈拍を速める作用がありますので、 日常生活でも、それらを控えられてみてもいいかと思います。 とりあえず、今出来る事としては、深く深呼吸をし、まずは体を休めて安静になさってみてください。 あと、今、受診した際にコロナに感染してしまう危険性もありますので、 少し様子を見られるのも選択肢の一つかと思われます。 もしも受診される場合は、事前に受診しようと思っておられるクリニックなどに電話をなさり、受診についてご相談なさるのが一番よいかと思われます。
推奨診療科と医療機関タイプ
内科可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
最寄りの医療機関を受診しましょう
内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科
若くてからだに持病のないかたですので、胸痛と呼吸苦、熱感からは、逆流性食道炎、胸膜炎、気胸、気管支炎、肺炎、肋骨骨折、肋間神経痛、不整脈、心臓神経症、特発性胸痛などを考えます。この中で心臓神経症や特発性胸痛は聞きなれないと思いますので補足しますと、不安が背景にある場合や、特に原因がなくても生じる胸部症状で実際に心臓や胸に病気があるわけではないもののを指します。念のため循環器内科専門医と呼吸器内科専門医を受診して心電図やレントゲンなど一通りの診察をうけて確認しておくことが大切です。心臓・肺に異常が無かった場合は、骨や筋肉や神経からの痛みの鑑別に整形外科専門医への受診をするとよいかと思います。ストレスや緊張が背景にある場合は少量の抗不安薬や、もし動悸があるようなら少量の心拍数を抑えるお薬が有効なことがありますので、上記診療科の診察で問題がなかった場合は心療内科か精神科専門医への受診を考慮するとよいかと思います。 連休により専門医への受診が難しい場合が多いと思います。この場合は大き目の病院の救急外来を受診して応急的に適切な処置、処方を受けることが可能です。受診の際は手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒などを徹底して感染予防に配慮されることをお勧めします。
可能性のある病気
※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。
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