外部から圧迫されているように感じる、もしかして鬱病?

25歳・男性の健康相談

今年の1月に彼女の浮気が原因で別れて、それから仕事や日常生活に支障が出るほど気分が落ち込んだり、体がダルい、極端に食欲が無くなるなどの症状が出るようになりました。これが原因で突然会社を休むことが何度もありました。

この症状はずっと続くのではなく、2週間に一度ほど、2-3日くらいでます。胸が圧迫されているような感じ、部屋から出たくない、誰とも話したくない等の気持ちが沈み込むことが続きます。

気分を変えるため仕事や住処を変えたりしましたが、一向に回復ができず大変困っています。

心療内科という病院で診療していただけると聞いたので電話したのですが、ゴールデンウィーク明けで予約がいっぱいでした。
相談日:2019/05/07

この相談者が感じている症状

イライラする

この相談の目的

受診すべき診療科目が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない
男性・25歳
身長 158cm・体重 43kg
相談時の体温:37℃
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月以上前

この健康相談に対して、1名の医師からの回答がありました
1件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

精神科・神経科医師からの回答
その他の標榜診療科:神経内科, 心療内科

その女性とのトラブルと別れが外傷体験として、深層意識に残り、意識を揺さぶり続けているのでしょう。
それがストレスとなって、ストレス因性の不安・抑うつ反応をきたしているのでしょう。

強い不安が自律神経を介して、食欲の低下や倦怠感、胸の圧迫感などを生じ、気分の落ち込みや低活動状態など抑うつ症状をもたらしているのでしょう。

基本的には、外傷体験を忘れるのではなく、前向きに取り組んで、そのときは自分としてはやむをえなかったとか、すでに過去のことだし…といった心の整理をつけることだとされます。
その場合、独力で挑むのはつらいですし、効率も悪いですから、心理士さんなどの助力を求めるとよいと思います。

薬物療法的には、依存・耐性がなく、不安に強い効果のあるレクサプロ、セルトラリンなどSSRI系抗うつ剤と、その効果を増強し、深層意識にも作用するエビリファイ、ロナセン、ルーランなど非定型抗精神病薬をごく少量併用されるとよいかもしれません。

心療内科、精神科は予約制のところがほとんどですが、当日受付の施設もあります、最寄りの保健所に相談され、紹介してもらうとよいでしょう。に相談されてはどうでしょう。

受診までの間は、以下の方法で、対処していただくとよいでしょう。
現実をありのままの受け入れられるようになることを目指す、簡易マインドフルネスという方法です。

座禅を組めれば理想的ですが、イスにでもよいですから、ゆったりと座り、両手の親指同士の先を合わせ、一方の手にもう一方の手をのせて、組んだ足あるいは膝の上におき、閉眼して呼吸のみにに注目します、静かにおだやかに呼吸してください。
呼気と吸気を、それぞれ「いち、いち、いち」、「にぃ、にぃ、にぃ」と唱える感じでなさり、それに意識を向けてください。
無の心境に近づけるといいます。

最初は5分程度、次にはさらに長くして、15分くらいまでもってゆくとよいと思います。

これを毎日、朝を基本に適時やってみてください。
少しずつ心が動じなくなれるかもしれません。


推奨診療科と医療機関タイプ

心療内科 精神科
特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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