微熱が三週間続き 食欲があるにも関わらず体重が7キロ減少

48歳・女性の健康相談

三週間前38度発熱し その後朝37度になったり 37.5度6度なったり 37度になったりと 38度はでなくなりましたが 不安定をくりかえし、発熱してから三週間になります。最初は喉のリンパが張るような感じで つばを飲み込むと少し痛みを感じました。その後現在は何かいがらっぽく 乾いた感じで 咳が出そうで出ない感じがあります。気になるのが、体重の減りが早く 食欲はあるにも関わらず 7キロも落ちてしまい 最初はコロナウイルスと風邪をうたがったのですが、数年前からリュウマチを患っておりメトトリキサートを飲んでいるため そのせいで 違う病気になっているなのではないかと不安の毎日です。何か疑われる病気があれば教えていただきたいです。
相談日:2020/04/29

相談者が特に気になっている症状

微熱が続く 体重が急に減少した

相談者が感じているその他の症状

疲れやすい 新型コロナウイルス(新型肺炎)

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

カロナール錠 メトトリキサート フォリアミン リマチル レパミピド

この相談の目的

受診すべき診療科目が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない 医療機関を探している
女性・48歳
身長 153cm・体重 47kg
相談時の体温:38℃
食欲:ある
顔色:青白い
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、4名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状は風邪などの感冒をきっかけとした微熱だと思います。
発熱症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響で持病のリウマチが不安定となっていることも考えられます。
相談者様は37.5度以上の発熱が発生しておりますが、肺炎を疑う症状はないようですので、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。
おそらくは濃厚接触者の方にコロナウイルス感染確定の方がおられない限りはPCR検査の対象とはなり得ないでしょう。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は発熱や呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

現時点では相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 感染症内科

可能性のある病気

感冒

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

放射線科医師からの回答
その他の標榜診療科:消化器内科(胃腸内科)

新型コロナウイルスというのは、感冒症状、いわゆる風邪症状や肺炎症状を起こすウイルスです。最近報道されている、嗅覚異常や味覚異常というのも、これらの症状の一つとして説明可能な症状です。記載されている情報からは新型コロナウイルスに感染している可能性はそれほど高くはないと思います。おそらくは、感冒症状、いわゆる風邪症状であったのだと思います。ただ、新型コロナウイルスに感染していても、ほとんど症状がない方というのもいます。ですので、新型コロナウイルスに感染している可能性が全くないわけではないとも思います。もし、身近な人に、新型コロナウイルスに感染した人がいるということであれば、あなたも感染していたとしても不思議ではないと思います。一方、もし、あなたが新型コロナウイルスに感染しているとしても、現状では、特効薬と呼べるような積極的な治療法というのはありません。そうすると、治療の基本は、十分な休息をとって安静にしていること、十分な栄養を摂ることになります。食欲はないということですが、少しずつでもしっかりと栄養を摂るようにしてください。また、この時期は空気が乾燥しているので、加湿器を使うなどして、空気の乾燥を防ぐというのも大切です。風邪のような症状が出てくるようであれば、市販の総合感冒薬を内服してもらってもいいと思います。

熱に関しては、37.5度程度までの熱というのは正常範囲内と考えてもいいような熱になります。また、通常、人の体温というのは、就寝後から起床時までは低く、起床後から徐々に上がり始めるという特徴があります。ですので、朝に低く、夜に高いというのは正常範囲内の変動ということにもなります。

体重減少については、甲状腺機能亢進症や悪性腫瘍などの可能性が考えられると思います。とりあえず、リウマチで掛かりつけの病院で相談してみるといいと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 リウマチ科

可能性のある病気

感冒 関節リウマチ

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

形成外科医師からの回答

まず、症状が上気道に(喉や鼻)に限定しているようですし、溶連菌やウイルス感染による咽頭炎症状と考えて矛盾はしないのですが、この場合でも(溶連菌であれば抗生物質の内服治療はしたほうがいいと思いますが)基本的には水を飲めて少しずつでも食べられれば様子見でもいいのですが、もし水も飲めない状態なのであればやはり受診をしていただいて、必要に応じて点滴などをしていただく、抗炎症薬を使用していただくことは考えていいでしょう。市販薬を使用するとしたら、タイレノールなどのアセトアミノフェンなどが安心かと思います。ペラックTなどのトランサミン含有の抗炎症薬でもいいと思います。現時点では発熱などは落ち着いている様子ですので、とりあえずそちらは様子見でもいいとは思われます。
体重減少などについては、直接的にリウマチとは関連性はない可能性もあるでしょうが、やはり主治医の内科の先生と相談をしていただくのがいいと思います。一応甲状腺機能などはチェックしてもらっていいでしょう。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

咽頭炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

脳神経外科医師からの回答

三週間前38度発熱し その後朝37度になったり 37.5度6度なったり→→何らかのウイルス感染症(コロナも含む)があり、やや長引いていますので、細菌感染を合併している可能性はあると思います(咽頭炎、副鼻腔炎などが多いです)。現在の症状は軽度の上気道炎のように思います。受診されるのであれば、内科(呼吸器内科)、耳鼻科などになると思いますが、電話連絡してからが良いと思います。
慢性関節リウマチをお持ちということで、熱が長く続く場合はこうした自己免疫疾患による可能性(他の膠原病との合併や感染症の併発)も排除はできません。場合によっては膠原病内科でもご相談されると良いと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 呼吸器内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

発熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
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