喉の痛み、咳、痰がでます

34歳・女性の健康相談

1ヶ月前から頭痛、めまい、左手足のしびれがあり医療機関を受診、肩腰のレントゲン、脳のCT、血液検査異常なしでした
その頃から36.8〜37.2度の微熱が続いています。(平熱は36.5度)
4/3ごろ喉の痒みから始まり喉の痛み、咳、白や緑の痰が出始めました。
息を吸うときよりも吐くときに苦しいと感じます。
鼻炎持ちで以前も咳が止まらないことがありましたが、今耳鼻科を受診してよいか迷っています。
相談日:2020/04/20

相談者が特に気になっている症状

喉が痛い 咳が出る 痰が出る・からむ

この相談者が異常を感じている部位

この相談の目的

受診の必要性が分からない
女性・34歳
身長 154cm・体重 46kg
相談時の体温:37℃
食欲:ある
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1ヶ月前

この健康相談に対して、5名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点では感冒をきっかけに気管支炎と頭痛やめまいが発症しているものと考えます。
37.5℃以上の発熱は出ていないようですので、方針としては今しばらくご自宅で十分な栄養と睡眠をおとりになると良いでしょう。
もちろん37.5度以上の高い発熱や呼吸困難症状が出現すればコロナウイルス肺炎の可能性がでてきますので、直ぐに医療機関への受診が必要です。

相談者様が心配な気持ちもよく分かりますが、今すぐに医療機関に受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。ですのでこれを避けるためにも、できれば自宅療養頂くことをお勧めいたします。
また、現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省のwebをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。
どうしても耳鼻咽喉科を受診されたい場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

感染症内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

気管支炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

いただいた内容の症状から考えると、アレルギー性鼻炎やそれに伴う場合のある咽頭アレルギー、気管支が繁閑になり咳が出やすくなっている状態を考えます。広い意味での急性上気道炎と考えて矛盾しないように思います。抗ヒスタミン薬(いわゆるアレルギー性鼻炎や花粉症の薬)やロイコトリエン拮抗薬(モンテルカストなど、気管支喘息やアレルギー性鼻炎の薬)が効果を示す場合が多いので、耳鼻咽喉科クリニックを受診して、よく診てもらうことをおすすめします。
新型コロナウィルス感染症については、連日さまざまな報道がなされていて、また東京都や大阪府、その近郊府県、また先日にはそれが全国にひろがって、緊急事態宣言が発令されたこともあり、さぞご心配なこととお察しいたします。いただいた内容の症状からは、新型コロナウィルス感染症を強く疑うものではありません。ただし、一般的な急性上気道炎の症状と、新型コロナウィルス感染症の鑑別は困難です。ここ最近はクリニックにおいても、新型コロナウィルス感染症について、院内感染を防ぐことに細心の注意を払っています。そのため上気道炎症状の患者さんの受診についてかなりナーバスになっているところもあると聞いています。受診前に、いちど症状を電話でお伝えになることをおすすめします。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

微熱

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

3件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

急性咽頭炎ないし扁桃炎、気管支炎などが治りきらずくすぶっている状態を疑います。急性期といって病気の始まりは大変強い咽頭痛と嚥下痛を伴い苦痛かと思います。炎症が鎮静化するに伴って痛みは軽快して来ますが、炎症が強いために5-7日と比較的長い期間を要します。また喉に膿がついているようなケースでは抗生剤が必要になりますが細菌性よりもウイルス性のほうが多いため抗生剤は使われないこともあります。お早目に耳鼻咽喉科専門医のクリニックを受診して適切な診断と処方を受けることをお勧めします。受診までは市販のものではロキソニンを利用しても良く、鎮痛効果は高いですが炎症の強い期間は効果が弱く感じます。トローチやのど飴、マスクをしての喉の加湿をすることも有効です。高熱を伴うときは十分な尿量がでるくらいに水分摂取を多めに摂って下さい。コロナウイルスの蔓延により病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。継続的な適切な処方は必要かと思いますので、手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒などを徹底のうえ受診されたほうがよいかとも思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

咽頭痛 気管支炎 急性咽頭炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

4件目の回答

自宅で安静にしていましょう

脳神経外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 耳鼻いんこう科

咽頭痛、咳、痰があることから咽頭炎、気管支炎といった上気道炎が疑われます。

新型コロナウイルスを始め多くの急性上気道炎を引き起こすウイルスに関しては特効薬がありません。(インフルエンザウイルスに関しては抗インフルエンザウイルス薬がありますが発症してから48時間以内に投与しないとあまり有効性は望めません)

よって、熱には解熱剤、咽頭痛には鎮痛剤、咳には鎮咳薬、痰には去痰薬といったように対処療法で自然治癒を期待するしかありません。

内服薬は市販薬を購入されても構いませんし、病院を受診され診察を受けれられた上で処方されたお薬を内服されても構いません。

また、ご自分がコロナウイルスに感染しているという前提で行動されることが大事と思います。万が一罹患していたことがのちに判明したとしても周囲への感染が防げます。マスク、手洗いなど十分注意し生活してください。

お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

急性上気道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:

5件目の回答

普段どおりで様子を見ましょう

耳鼻いんこう科医師からの回答

アレルギー性鼻炎に伴う気管や気管支の炎症かと思います。耳鼻咽喉科でアレルギーの投薬を受けると改善するのではないかと思われますので、とりあえずは耳鼻咽喉科で相談してみて良いかと思います。事前に電話で相談して受診の可否を相談してからの方が賢明かと思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

アレルギー性鼻炎 気管支喘息 気管支喘息発作

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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