39度高熱、全身倦怠感、腰背部痛、軽度の息苦しさ

45歳・男性の健康相談

昨晩、仕事から戻って食事をしているときに火照りを感じて倦怠感があったが、入浴して布団に入ったときに寒気と悪寒がしたので、熱を測ったら36.5度だったので何とか眠りについたが、1時間くらいで目が覚めてトイレに何度も行くようになり、フラフラするのでまた測ったら38.9度だった。咳や鼻汁などなし。インフルエンザみたいに症状が似ている。とりあえず安静と外部との接触を絶って、経過観察かと。どうしたら良いでしょうか。
相談日:2020/04/29

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

アルメタ軟膏

この相談の目的

受診の必要性が分からない どんな病気なのか分からない 処置、対処法が分からない 原因が分からない 大きな病院にいくべきなのか分からない 医療機関を探している
男性・45歳
身長 182cm・体重 155kg
相談時の体温:39℃
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:前日

この健康相談に対して、1名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で考えられる病状はとしては風邪やインフルエンザなどのウイルス性の感冒だと思います。症状が続く原因として、緊急事態宣言に伴う外出自粛による閉塞的な日常生活や毎日のコロナウイルス関連の報道による精神的ストレスの影響もかなりあると考えます。
相談者様の発熱は37.5度以上であり肺炎を疑う症状はないのですが、治療方針としては十分な栄養と睡眠をおとりになることが推奨されます。症状があれば市販の総合感冒薬をご使用になっても良いですが、発熱があるようでしたらお仕事は2~3週間程度は避けるべきです。
相談者様が感染していない場合、医療機関を何度も受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。感染を避けるためには可能な限りで自宅療養頂くことをお勧めいたします。今後は水分も摂取できなくなるほど衰弱されたり呼吸困難の症状が出現したときにはすぐに医療機関に受診されるようくれぐれもご注意下さい。

ただし現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。

自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省や国立国際医療センターのWEBをご確認下さい。
繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所は発熱した患者さんが多く訪れているクリニックや病院といえます。今後の経過で医療機関を受診されることになった場合には手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科 感染症内科

可能性のある病気

インフルエンザ

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること:
参考とするWebサイト:
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