のどの長引く、違和感、声枯れ、下痢

53歳・女性の健康相談

はじめまして。よろしくお願いします。
4/7急にのどの痛み出現。熱は36.0台で平熱。市販の風邪薬、のど飴使用も変化なし。かかりつけ医を受診し、漢方4日分、痛みどめ処方。内服後、4/10から、軟便から下痢2、3回あり。夜間お腹のゴロツキや痛みあり。漢方内服後は、咽頭痛は軽減。鼻の奥に感じる鼻水あるも、かんでもあまり出ない。4/14よりのどが詰まる感じ、嗄声あり。下痢も一回。再度同じクリニック受診。のどの診察、聴診、胸レントゲンでは、異常なし。のどとお腹についたアデノウイルスだろうと言われる。熱はない。桔梗石膏、柴苓湯7日分処方。現在でも、熱は37.0を超えることはない。常に感じる垂れてこない、かめない鼻水と嗄声はあり。全胸部の熱感、首を上下に動かすとつっぱり感やつまりは感じる。痰も少しあり。声出しはじめが出にくかったり、大きな声が出しにくい。接触センターに電話も、倦怠感が強く出るか熱が続かないと検査は難しいとのこと。
コロナウイルスは、熱がなくても、喉やお腹の症状が出るとききます。気にしてばかりいるせいか、のども痛いような気がする。症状が長引いているのでコロナが心配。嗄声も気になる。仕事もいかなければならず、今後どうしていけば良いか教えてもらえれば大変助かります。
相談日:2020/04/16

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

桔梗石膏、柴苓湯
メトアナ、ゼチーア
ロトリガ
ハーセプチン点滴

この相談の目的

どんな病気なのか分からない
女性・53歳
身長 155cm・体重 57kg
相談時の体温:36℃
食欲:ない
顔色:ふつう
症状が始まった時期:1週間前

この健康相談に対して、3名の医師からの回答がありました
1件目の回答

自宅で安静にしていましょう

呼吸器外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 呼吸器内科, 心臓血管外科(循環器外科)

現時点で疑われる病名は感冒に伴う咽頭炎と胃腸炎だと思います。
高い発熱体温はないようですが、お仕事があるとのことで、できましたらご自宅で十分な栄養と睡眠をおとりになると回復が早まると思います。
もちろん高い発熱や呼吸困難症状が出現すれば再度医療機関への受診が必要です。

相談者様が心配な気持ちもよく分かりますが、今すぐに医療機関に受診されることで逆にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。ですのでこれを避けるためにも、できれば自宅療養頂くことをお勧めいたします。
もちろん現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2m以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省のwebをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。
どうしても医療機関を受診しなければならない場合は手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

呼吸器内科 耳鼻いんこう科

可能性のある病気

胃腸炎 慢性上気道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし

2件目の回答

最寄りの医療機関を受診しましょう

内科医師からの回答
その他の標榜診療科:糖尿病内科(代謝内科), 呼吸器内科, 循環器内科, 麻酔科

咽喉頭異常感症という概念が近いのかなと思いました。咽喉頭異常感症とは、のど(咽喉頭)に異常感があるのに、それに見合うような病変が見つからないものを咽喉頭異常感症といいます。病名のごとく咽喉頭(のど)の異常な感じ(違和感)が主で、「のどに何かつかえている」、「のどがイガイガする」、「のどが変」などの訴えがあります。実際に痛みが強い、食べられないなどは少ないようです。成人一般に見られますが30~50才台に多く、男性に比べ女性の方が多いようです。原因は炎症、アレルギー、できもの、形態異常、全身的な疾患、精神と多彩です。検査はファイバースコープを使っての咽喉の詳細な観察を行い、炎症や腫瘍(できもの)などがないことを確認します。治療は経過観察で、薬としては抗不安薬や半夏厚朴湯など漢方が用いられることがあります。これについてはまずは耳鼻咽喉科専門医のクリニックを、つぎに心療内科か精神科で相談するとよいと思います。コロナウイルスの蔓延により病院を受診することそのものが余計な感染症をもらうリスクになりご心配かと思います。ただ改善傾向に無いようなので手洗い、うがい、マスク、手指への塗りこみ消毒などを徹底のうえ受診されたほうがよいかとも思います。

推奨診療科と医療機関タイプ

耳鼻いんこう科

可能性のある病気

咽喉頭神経症

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし

3件目の回答

自宅で安静にしていましょう

脳神経外科医師からの回答
その他の標榜診療科:内科, 耳鼻いんこう科

急性上気道炎、胃腸炎が疑われます。

原因微生物はご指摘の如くアデノウイルスをはじめいくつかございます。

新型コロナウイルスを始め多くの急性上気道炎を引き起こすウイルスに関しては特効薬がありません。(インフルエンザウイルスに関しては抗インフルエンザウイルス薬がありますが発症してから48時間以内に投与しないとあまり有効性は望めませんし症状からインフルエンザ感染症ではなさそうです)

よって、熱には解熱剤、咽頭痛には鎮痛剤、咳には鎮咳薬、痰には去痰薬といったように対処療法で自然治癒を期待するしかありません。

内服薬は市販薬を購入されても構いませんし、病院を受診され診察を受けれられた上で処方されたお薬を内服されても構いません。

また、ご自分がコロナウイルスに感染しているという前提で行動されることが大事と思います。万が一罹患していたことがのちに判明したとしても周囲への感染が防げます。マスク、手洗いなど十分注意し生活してください。

お大事になさってください。

推奨診療科と医療機関タイプ

内科

可能性のある病気

急性上気道炎

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

特に気をつけること: 特になし
参考とするWebサイト: なし
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