3/27～30くらいに、熱はほぼ平熱なのに咳と痰が出て、なんとなくだるく、胸部に違和感を感じました。食欲もなく胃がひきつる感じでしたが、数日で軽快し、咳も胃部の不快感もなくなり、食欲も出て元気になりました。
ところが4日程前から、また同様の咳と胃のひきつり感、胸部の違和感と食欲不振が生じています。熱は平熱の36.2℃程度で全く変化なしです。
昨日の朝から、呼吸時にブツブツ音のようなものをほんの少し感じました。胸もたまに痛みのようなものを感じることがあります。体はそんなにダルくはないです。咳もたまにしか出ません。痰はたまに出ますが透明です。外出時、マスクのせいか、ちょっと息苦しく感じることもありますが、気のせいかもしれません。
但し、夜になると元気になる気がします。
コロナの関係で、半分ほど在宅ワークで、近所のスーパーに買い物に行くぐらいで、コロナの心当たりはありません。
同居の家族は健康です。
心当たりと言えば、別に住んでいる70代の母と3月半ばに食事をした際、シェアするような事がありましたが、その食事の少し前の期間に母が咳がひどくて長引いて大変だった、と言っていたので、それが移ったのかもと考えたりもしますが、私が咳がさほど出ないのでよく分かりません。

今回、半月ほどまえのぶり返しのような感じですが、この先外部との仕事の打合せがいくつかあり、コロナの関係でこのまま放置していていいのか不安です。受診して肺炎と診断されると職場のハレーションも大きいため、レントゲンを撮ってもらった方がいいのか、自然治癒するのか判断に困ってます。

相談者が特に気になっている症状

相談者が感じているその他の症状

この相談者が異常を感じている部位

この相談者が服用している薬

高血圧

この相談の目的

現時点では感冒をきっかけにごく僅かな気管支炎炎を発症しているものと考えます。
37.5℃以上の発熱は出ていないようですので、方針としては今しばらくご自宅で十分な栄養と睡眠をおとりになると良いでしょう。
もちろん37.5度以上の高い発熱や呼吸困難症状が出現すれば肺炎の可能性がでてきますので、直ぐに医療機関への受診が必要です。

相談者様が心配な気持ちもよく分かりますが、今すぐに医療機関に受診されることで本当にコロナウイルスに感染してしまうリスクがあります。ですのでこれを避けるためにも、できれば自宅療養頂くことをお勧めいたします。
また、現時点で相談者様が既にコロナウイルスに感染している可能性も否定できません。先月のニュースでは味覚や嗅覚障害をきっかけに発見される例も報告がありました。今後も新たな症状での感染発見例の報告があるでしょう。
相談者様に理解して頂きたいことは、多くの感染者の方は感冒様症状が続いた後に数週間程度で抗体が体内に出来て自然治癒します。重症化するのは高齢者や糖尿病などの慢性的な持病をお持ちの方に多いとされます。政府は医療機関を重症の患者さんを優先して治療に当てるため、軽症患者さんの治療方針は自宅療養もしくは宿泊所での待機が基本になっております。
自宅隔離については同居中のご家族がおられるのであれば自主的な隔離が必要です。普段の会話は2ｍ以上離れるようにしましょう。また食卓を別にしたり、入浴は最後にされたりなど自宅隔離のマニュアルもございますので厚生労働省のwebをご確認下さい。

繰り返しにはなりますが、感染を避ける上で最も気を付けたいのは「不必要な場合は病院に行かないこと」です。現時点で最も感染の危険が高い場所はクリニックや病院といえます。
どうしても医療機関を受診しなければならない場合は手洗いやマスクなど出来る範囲で構いませんので感染防御に努めて受診されるようお願い申し上げます。ご参考になれば幸いです。

推奨診療科と医療機関タイプ

可能性のある病気

※この病名は、相談者から一方向的に送信された相談内容に基づき、回答者である医師があくまで「可能性がある」と感じた病気・疾患名であり、正式な診断ではありません。あなた自身の体調について気になる点がある場合、本サイトのコンテンツのみで判断せず、必ず医師の診察を受けて判断してください。

現時点では濃厚接触がなくても多くが感染経路不明で、特徴的な症状がないために、完全に文面やエピソードからは新型コロナウイルス感染症を否定はできません。受診の基準の一つ目は「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が４日以上続いていること」、二つ目に「強いだるさ（倦怠感）や息苦しさ（呼吸困難）があること」が挙げられます。頂いたエピソードからはこれらの基準には該当しないと思います。確かに安心のため呼吸器内科専門医を受診して採血やレントゲン程度をしておいてもよいかと思います。高齢者や免疫が弱くなる基礎疾患をお持ちの方はこれよりも早く受診相談が必要です。確定診断のためのPCR法による血液検査についても個々の医療機関のなかで調べられるものでもなく、特定の機関へ送っての検査になるようなのでキャパシティーの限られた現時点ではどなたでも簡便に検査をすることが困難な状況かと思いますが、施設によってはPCRほどの正確性はないものの、短時間である程度の正確性をもって感染の有無を判定できる簡易キットがあるところもあります。またコロナの心配で受診する場合は都道府県ごとに受診する窓口がきまっていまして、「帰国者・接触者外来」がありますので「帰国者・接触者相談センター」にまず電話で問い合わせのうえ受診するようにして下さい。以下に都道府県別のリンクを貼りますが日々更新やリンク切れの場合はご容赦下さい。

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ご相談の症状からは軽い上気道炎、気管支炎の症状かと思います。コロナの可能性を否定することはできませんがかなり低いと思われます。ただし、軽度でも気になる症状があるのですから、自宅待機療養が懸命です。高度の発熱や倦怠感も出てくる様なら地域の保健所に相談して、事前に電話で相談してから医療機関を受診してみてはいかがでしょうか。

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